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【80切り】シャフトのしなりで打つには、右手の指先で引っ張って“タメ”を作る

【80切り】シャフトのしなりで打つには、右手の指先で引っ張って“タメ”を作る

80を切るならアイアンのパーオン率を上げて、悪くてもパー、あわよくばバーディというホールを増やしていきたい。アイアンもドライバー同様にシャフトをしならせて、「クラブに仕事をさせる」ことが上達の必須条件。それには「右手の使い方」を見直してみよう。

配信日時:2020年10月9日 12時00分

両手を離してスプリットハンドで握り、右手の指先でクラブを引っかけて下ろすと“タメ”を体感できる
両手を離してスプリットハンドで握り、右手の指先でクラブを引っかけて下ろすと“タメ”を体感できる

右手の4本の指先で、クラブを体に引きつける

シャフトのしなりを活かして打つには、右手の親指以外の4本指先でクラブを引っ張り下ろすという感覚が重要です。左腕を伸ばしたまま、指先でクラブを体に引きつけるように下ろすと、適度な“タメ”ができ、クラブが上から、かつインサイドから下ろせる。両手を離してスプリットハンドで握り、親指以外の右手の4本の指先でクラブを引っかけて振り下ろすと、“タメ”をイメージしやすくなります。

左股関節からクラブを引っ張り下ろす

ダウンスイングの途中まで「順しなり」、インパクトの直前に「逆しなり」になるのが理想

ダウンスイングの途中まで「順しなり」、インパクトの直前に「逆しなり」になるのが理想

このときに手元だけでなく、左股関節でクラブを引っ張り下ろすと、左腰が左にスライドし、ボールを打つ体勢が整います。結果、シャフトの順しなり、逆しなりが順序よく生まれ、理想的なダウンブローになるわけです。やわらかいシャフトのクラブで練習するのもオススメ。やっているうちに、実際に使うクラブでもしなりを感じられるようになってきます。

頭が左に突っ込むと、引っかけるので注意

頭を残して腰を左にスライドさせ、シャフトをしならせばダウンブローに。頭が一緒に左に突っ込まないように注意しよう

頭を残して腰を左にスライドさせ、シャフトをしならせばダウンブローに。頭が一緒に左に突っ込まないように注意しよう

ダウンスイングで右の親指に力が入ってしまうと、「引く」のではなく「押す」動きが加わり、シャフトのしなりを活かせないので要注意。また、頭も一緒に左に突っ込むと上から打ち込みすぎてしまうので、頭の位置をキープしたまま、ハンドファーストのインパクトを作りましょう。

(この記事は2019年5月23日発売のALBA773号に掲載されました)

レッスン内容を映像で見る|3分55秒



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1手を離して振れば、正しい腕の動きがわかる!
2ショットの精度が高まる体操を伝授
3ダウンブローはシャフトを正しくしならせる
4シャットに上げて正しいインパクトを作る
5夏ラフを攻略する
6ツマ先下がりの打ち方〜ヒザ曲げは× 深い前傾は〇
7低いボールは左手の甲を下に向ける
8ショートアイアンは高いトップが肝
9左ヒザが伸びるのが正しいインパクト
工藤広治
くどう・こうじ/73年生まれ。茨城県出身。最先端のスイング理論に精通。茨城県を中心にレッスン活動を行い、これまでに3000人以上の悩めるゴルファーを上達に導いた。アメーバブログ「ゴルフ諸行無常」で頻繁に情報を発信している。工藤ゴルフスクール代表
連載

3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える【ALBA本誌連動】

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