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    【80切り】パーオン率が上がる練習法 5つのボール位置で真っすぐ打てますか?

    80を切るならアイアンのパーオン率を上げて、悪くてもパー、あわよくばバーディというホールを増やしていきたい。インパクトゾーンの長いスイングを身に付ければ、コースのあらゆる状況に上手く対応して、パーオン率を上げることができる。

    配信日時:2020年10月16日 03時00分

    • レッスン
    目次 / index
    へその前のボール位置を【A】として、左右2個分ずつの5つのボール位置を設定する。これらをランダムに打つ練習を行う
    へその前のボール位置を【A】として、左右2個分ずつの5つのボール位置を設定する。これらをランダムに打つ練習を行う
    • 緩やかなダウンブローでヘッドを滑らせるように打てば、ボール位置が変わっても、飛距離のバラツキを抑えられる
    • 【A】のボール位置で右プッシュやフックする人は、すくい打ちの傾向がある。フェードをイメージしてカット気味に振るといい
    • 【E】のボール位置でいきなり左に飛び出す人は、カット軌道が強すぎる。真っすぐフェースを出していくといい
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    へその前を真ん中に、5つのボール位置を設定する

    インパクトゾーンを長くするには、まず、へその前のボール【C】を基準に、左右に2個分ずつ合計5つのボール位置を設定します。これらを9番アイアンでフルスイングしてランダムに打ち、それぞれ飛距離が大きく落ちずに真っすぐ飛べば合格です。

    まずは中央3つのボールを、真っすぐ飛ばそう

    緩やかなダウンブローでヘッドを滑らせるように打てば、ボール位置が変わっても、飛距離のバラツキを抑えられる

    緩やかなダウンブローでヘッドを滑らせるように打てば、ボール位置が変わっても、飛距離のバラツキを抑えられる

    特に両端【A】と【E】は難易度が高くなりますが、最低でも中央の3つのボール【B】、【C】、【D】は真っすぐ飛ばしましょう。ポイントはクラブの軌道が「緩やかなダウンブロー」になるように、ソールを滑らせるように打つこと。下からすくい打ちをしたり、上から打ち込みすぎたりして、インパクトゾーンが短くなると、5つのボール位置で上手く打つことはできません。

    極端なボール位置で練習すれば、自分の弱点がわかる

    【A】のボール位置で右プッシュやフックする人は、すくい打ちの傾向がある。フェードをイメージしてカット気味に振るといい
    【E】のボール位置でいきなり左に飛び出す人は、カット軌道が強すぎる。真っすぐフェースを出していくといい
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    【A】のボール位置で右プッシュやフックする人は、すくい打ちの傾向がある。フェードをイメージしてカット気味に振るといい
    【A】のボールを打とうとして、右プッシュやフックのミスが出る人は、普段すくい打ちになっている可能性あり。フェードボールをイメージし、カット気味に振るといいでしょう。また、【E】のボールを打とうとして左に引っかけてしまう人は、カット軌道が強すぎる。よりストレートな軌道をイメージして、フェース面をキープすれば真っすぐ飛ばせます。このように、極端なボール位置で練習することによって、自分の弱点も見えてくるのです。

    この練習を繰り返すことで、インパクト付近がストレートな軌道になり、出球の方向やボールの回転が安定してきます。また、インパクトゾーンが長くなると、多少ミスヒットしても飛距離が落ちず、パーオン率が高くなるのです。

    (この記事は2020年6月11日発売のALBA798号に掲載されました)

    レッスン内容を映像で見る|4分18秒



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    1アイアンのミート率アップ!5個のボールをゾーンで打つ
    2ラフからの引っかけ防止!ダウンスイングのヘッドの位置がポイント
    3正しいインパクトで飛ばすコツは左腰
    4止まるドローはヒジとヘッドが重なる位置に下ろす
    5打ち上げ・砲台グリーン対策〜アイアンで高さを出す打ち方
    6林の中からグリーンを狙う〜ポイントは出口の探し方
    今野康晴
    いまの・やすはる/73年生まれ。岐阜県出身。99年の「中日クラウンズ」で尾崎健夫、直道兄弟との最終日最終組対決を制してツアー初優勝。05年には国内メジャーの「日本シリーズJTカップ」を含む2勝を挙げて獲得賞金1億円の大台に乗せ、賞金ランキング2位に入った。ツアー通算7勝。京葉CC所属
    連載

    3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える【ALBA本誌連動】

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