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【90切り】悩んだらまずはグリップ 右手の親指と人差し指がシャフトに触れるくらい短く握ろう

【90切り】悩んだらまずはグリップ 右手の親指と人差し指がシャフトに触れるくらい短く握ろう

90を切るには、パーオンを逃がしたホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。ダフリ・トップがよく出る人や、距離感が合わない人は、一度グリップからはみ出すくらい短く握ってみよう。

配信日時:2020年10月21日 03時00分

右手の親指と人差し指でシャフトをつまむくらい短く持てば、ヘッドを操作しやすくなる。ミート率が上がり、距離感も良くなる
右手の親指と人差し指でシャフトをつまむくらい短く持てば、ヘッドを操作しやすくなる。ミート率が上がり、距離感も良くなる

シャフトをつまむくらい短く握れば、ミスは激減する

アプローチは短く持つものだと知っていても、中途半端に握っていてはメリットを活かしきれません。もっと大胆に、右手の指先でシャフトをつまむくらい短く持ってみてください。そうすると、ヘッドのスピードと腕の振りのスピードが近くなるので、ボールを投げる感覚で打てて距離感が出ます。また、ヘッドを操作しやすくなるので、ダフりやトップといったミスも減る。ボールに当てること自体がやさしくなるので、落とし所や弾道のイメージに集中できるのです。

前傾角度を変えずに、ボールに近づいてヒザを落とす

短く握った分、ボールに近づきヒザを落としてボールとの距離を調整する。前傾を深くしてボールに合わせると、スイングが窮屈になる

短く握った分、ボールに近づきヒザを落としてボールとの距離を調整する。前傾を深くしてボールに合わせると、スイングが窮屈になる

短く握ったときに、前傾を深くしてボールに合わせてしまうと、スイングが窮屈になります。手先を使わないとクラブを動かせないので、パンチが入って飛びすぎたりする危険も。なので、前傾角度を変えずに少しボールに近づき、ヒザを落としてボールに合わせましょう。そのほうがやわらかくボールを打つことができます。

(この記事は2018年6月28日発売のALBA751号に掲載されました)

レッスン内容を映像で見る|13分0秒



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1距離感を合わせるためのグリップの握る場所、握る強さ
2フェアウェイウッドやユーティリティを使ったアプローチ
3やわらか球の打ち方
4ザックリ&すくい打ちを防ぐ
長谷川哲也
はせがわ・てつや/77年生まれ。千葉県出身。17歳でゴルフを始め、5年間の研修生を経た後、プロキャディとして深堀圭一郎、岡本綾子、横峯さくらのバッグを担いでツアーを転戦した。現在は千葉県の「DEPARTURE GOLF ACADEMY」を中心にレッスン活動を行い、ジュニアの育成にも力を入れている
連載

3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】

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