【80切り】“フォローの風”や“打ち上げ”でショートを防ぐ ハイフィニッシュで高い球を打とう!
80を切るならアイアンのパーオン率を上げて、悪くてもパー、あわよくばバーディというホールを増やしていきたい。フォローの風のときには、球が上がりきらないとショートしてしまうことがある。これを防ぐためには?
配信日時:2020年10月23日 03時00分
フォローのときはハイフィニッシュで届かせる
スキーのジャンプと同じで、フォローの風では球が上がり切らないと、ドロップして風に落とされてしまうことがあります。これがショートの原因。打ち上げのときも同じで、球の高さが足りないために手前のバンカーにつかまる人が多いのです。このミスを防ぐには、ハイフィニッシュでボールを高く上げればいい。
ボールを左足寄りに置いて、スイングはタテ振り
アドレスではボールをやや左足寄りに置き、目線を高くして左肩を少し上げ、高く上げる体勢を作ります。そして、スイングではクラブをタテに振り下ろし、タテに振り抜いていくイメージです。手をいつもより高く振り上げましょう。バックスイングでもフォローでも、クラブをインに引っ張り込まないように注意してください。
フェースを開き気味に使う
距離を合わせようとして軽く打つとスピン量が不足し、球が上がり切らないので、インパクトを緩めずにしっかり振ることが重要です。また、フェースを閉じずに開き気味に打つと、よりボールを高く上げられます。バックスイングでもダウンスイングでも、ヘッドが腰の高さに来たときに、リーディングエッジがほぼ垂直になるのが目安。フェースを返さずに開き気味に当てるのが高等テクニックです。
(この記事は2020年8月12日発売のALBA802号に掲載されました)
(この記事は2020年8月12日発売のALBA802号に掲載されました)
レッスン内容を映像で見る|2分54秒
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1 | アイアンのミート率アップ!5個のボールをゾーンで打つ |
2 | ラフからの引っかけ防止!ダウンスイングのヘッドの位置がポイント |
3 | 正しいインパクトで飛ばすコツは左腰 |
4 | 止まるドローはヒジとヘッドが重なる位置に下ろす |
5 | 打ち上げ・砲台グリーン対策〜アイアンで高さを出す打ち方 |
6 | 林の中からグリーンを狙う〜ポイントは出口の探し方 |
今野康晴
いまの・やすはる/73年生まれ。岐阜県出身。99年の「中日クラウンズ」で尾崎健夫、直道兄弟との最終日最終組対決を制してツアー初優勝。05年には国内メジャーの「日本シリーズJTカップ」を含む2勝を挙げて獲得賞金1億円の大台に乗せ、賞金ランキング2位に入った。ツアー通算7勝。京葉CC所属
いまの・やすはる/73年生まれ。岐阜県出身。99年の「中日クラウンズ」で尾崎健夫、直道兄弟との最終日最終組対決を制してツアー初優勝。05年には国内メジャーの「日本シリーズJTカップ」を含む2勝を挙げて獲得賞金1億円の大台に乗せ、賞金ランキング2位に入った。ツアー通算7勝。京葉CC所属
連載
3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える【ALBA本誌連動】