軌道の“上がり際”で打てば、ボールがつかまる
ドライバーで大きなスライスでOBを多発してしまう人は、上から打ち込んでダウンブロー気味になっている場合があります。ドライバーの場合、スイング軌道の最下点の少し先でインパクトすることが大事。そうすることで飛行機が離陸するときのような自然でゆるやかなアッパー軌道でボールをとらえることができます。
ヘッド1個分ボールから離してセットするだけ
そのためには、まず軌道の最下点の位置を強く意識すること。最下点はボールの手前、ドライバーのヘッド1個分くらい。アドレスの段階でヘッドをボール位置ではなくこの最下点にセットしておき、ここからバックスイングを始動することで、ダウンスイングでもヘッドがここを最下点として通過しやすく、自然なアッパーブローになります。これでボールがつかまり、スライスを防ぐことができるのです。
(この記事は2020年3月26日発売のALBA793号に掲載されました)
レッスン内容を映像で見る|3分34秒
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1 | アッパーに打つにはヘッドとボールを離してアドレス |
2 | 正しいダウンスイングとインパクトを作るドリル |
3 | ダウンスイングの順番は左ヒザ→左腰→左肩 |
4 | 曲げないドライバー〜方向性は右手グリップで決まる |
5 | 体が捻転した正しいトップを作る |
小野耕平
おの・こうへい/97年生まれ。茨城県出身。11歳よりゴルフを始め、千葉県ジュニアや茨城県ジュニアなどに優勝。名門・中央学院大学では最新ゴルフ理論、メンタルトレーニングの方法を学び、国内男子ツアーのQTも経験した。現在はゴルフインストラクターとして、エースゴルフクラブでレッスンを行っている
おの・こうへい/97年生まれ。茨城県出身。11歳よりゴルフを始め、千葉県ジュニアや茨城県ジュニアなどに優勝。名門・中央学院大学では最新ゴルフ理論、メンタルトレーニングの方法を学び、国内男子ツアーのQTも経験した。現在はゴルフインストラクターとして、エースゴルフクラブでレッスンを行っている