パッティングには基準の距離が必要です
「ALBA712号 2016年11月10発売」より
配信日時:2017年7月6日 03時00分
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パッティングには基準の距離が必要です
パッティングには苦手意識を持つアマチュアゴルファーは多いですよね。特にミドルパット、ロングパットは大幅にショート、オーバーしてしまうケースも少なくありません・・・。
パッティングの距離感をつかむヒントを絵理香さんが教えてくれました!
パッティングの距離感をつかむヒントを絵理香さんが教えてくれました!
1:1の振り幅で距離感を作っていく
私の場合、距離感は振り幅で作っています。自分の振り幅がないと、テークバックが大きすぎてフォローがなくなってしまうなど、ストローク中に力を加減して芯でボールをとらえられなくなります。距離感を作るポイントは、テークバックとフォローの振り幅を1:1にすること。
これなら長い距離になれば振り幅を大きくすればいいだけ。基準の距離感を持って、朝の練習グリーンで微調整します。例えば5メートルの距離を自分の距離感で打ってみて、少し届かなければ6メートルの加減で打てばいいわけです。最低でも3・5・7メートルの距離感を、欲を言えば1メートルごとに振り幅で距離を打ち分けることができればパットの悩みは解消されるはずです!
距離を打ち分けるにはボールからカップまでの距離を正確に把握することが大切。歩測をして打つべき距離を確認しましょう。
これなら長い距離になれば振り幅を大きくすればいいだけ。基準の距離感を持って、朝の練習グリーンで微調整します。例えば5メートルの距離を自分の距離感で打ってみて、少し届かなければ6メートルの加減で打てばいいわけです。最低でも3・5・7メートルの距離感を、欲を言えば1メートルごとに振り幅で距離を打ち分けることができればパットの悩みは解消されるはずです!
距離を打ち分けるにはボールからカップまでの距離を正確に把握することが大切。歩測をして打つべき距離を確認しましょう。
3メートルのパットは右足前が振り幅の基準
3メートルのパットはテークバックは右足前まで。フォローの振り幅は手が左足から出ないようにします。
距離に限らず、テークバックとフォローの振り幅は1:1が基準。テークバックに比べてフォローが小さいアマチュアが多いので、振り幅を常に気を付けましょう。
距離に限らず、テークバックとフォローの振り幅は1:1が基準。テークバックに比べてフォローが小さいアマチュアが多いので、振り幅を常に気を付けましょう。
5メートルのパットは右足からボール1個分出す
5メートルを打つとき、テークバックは右足からボールひとつ分外側までヘッドを動かすのが絵理香流。
7メートルのパットは右足からクツ1足分出す
距離が長くなるほど振り幅を大きくします。7メートルなら右足からクツ1つ分外側にテークバック。左足からクツ1つ分外側までヘッドを動かしましょう。
パッティングで振り幅以外に気を付けることとは?
ボールを目で追うと体が流れる
ボールの行先が心配で目でボールを追いかけると、頭が動いてしまい、ヘッドの動きが不安定になります。フォローまで顔を上げない習慣をつけましょう。
ボールの行先が心配で目でボールを追いかけると、頭が動いてしまい、ヘッドの動きが不安定になります。フォローまで顔を上げない習慣をつけましょう。
グリップは左手3本だけしっかり握る
距離の打ち分けは握りも大切なのです。左手の3本でしっかり握り、右手は添えるだけ。ストローク中に力加減を変えるにはNGです。
距離の打ち分けは握りも大切なのです。左手の3本でしっかり握り、右手は添えるだけ。ストローク中に力加減を変えるにはNGです。
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