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【100切り】カット軌道を簡単矯正 右ヒジを上着で固定して、インから下ろそう!

【100切り】カット軌道を簡単矯正 右ヒジを上着で固定して、インから下ろそう!

100を切るにはつまらないダボを防ぐこと。ドライバーでOBを一発打つだけで2打損をする。コース内に収まるくらいのドライバーの精度があれば100は切れるのだ。スライスを根治させるには、クラブ軌道の修正が必須。右ヒジのポジションを意識しよう。

配信日時:2020年11月23日 12時00分

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スライスの原因は、右腕が出しゃばるカット軌道

ダウンスイングで右ヒジが体から離れると、クラブが遠回りしてカット軌道に。このままでは左に飛びそうなので、体が反応してフェースを開く。だからスライスする

ダウンスイングで右ヒジが体から離れると、クラブが遠回りしてカット軌道に。このままでは左に飛びそうなので、体が反応してフェースを開く。だからスライスする

ドライバーショットが安定せずスライスしてOBする人の多くは、スイング中にタメがほどけ、クラブの軌道がアウトサイド・インになっています。こういう動きのある人は、ダウンスイングで右手首が手のヒラ側に折れ、右ヒジが突っ張る形になりがち。右腕が出しゃばりすぎているのです。

右ヒジが体から離れないように、ワキ腹につけて下ろす

右ヒジが体から離れないように上着の袖の部分をギュッと縛って固定。これで素振りをして、インから下ろす右ヒジのポジションを覚える

右ヒジが体から離れないように上着の袖の部分をギュッと縛って固定。これで素振りをして、インから下ろす右ヒジのポジションを覚える

これを直し、つかまった球を打つためには、ダウンスイングでの右ヒジのポジションを意識する必要があります。右ヒジが体から離れるとクラブが遠回りしますので、ダウンスイングで右上腕がワキ腹にくっついた状態を維持したいのです。

これをマスターするには、右ヒジを体に縛り付けて強制的にポジションを作ってしまうのがいちばん手っ取り早い上達法です。ゴルフウェアの上着などを使って、右上腕を胴体にギュッと結んで素振りしてみましょう。それがインから下ろせる右ヒジのポジションです。

フォローでは左肩を引き上げる

フォローでは左肩を斜め後ろに引き上げるようにして体を回していく。すると体を止めずにスムーズに振り抜ける

フォローでは左肩を斜め後ろに引き上げるようにして体を回していく。すると体を止めずにスムーズに振り抜ける

最初は窮屈に感じるかもしれませんが、体を止めずにフィニッシュまでしっかり振り抜くことが大事。インパクト以降は、左肩を上に引き上げるようにして体を回していくと、スムーズに振り切れます。

(この記事は2020年4月23日発売のALBA795号に掲載されました)

■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える

レッスン内容を映像で見る|3分49秒



GOLF Net TVで小野耕平レッスン・全5話無料配信
1アッパーに打つにはヘッドとボールを離してアドレス
2正しいダウンスイングとインパクトを作るドリル
3ダウンスイングの順番は左ヒザ→左腰→左肩
4曲げないドライバー〜方向性は右手グリップで決まる
5体が捻転した正しいトップを作る
小野耕平
おの・こうへい/97年生まれ。茨城県出身。11歳よりゴルフを始め、千葉県ジュニアや茨城県ジュニアなどに優勝。名門・中央学院大学では最新ゴルフ理論、メンタルトレーニングの方法を学び、国内男子ツアーのQTも経験した。現在はゴルフインストラクターとして、エースゴルフクラブでレッスンを行っている
連載

3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ【ALBA本誌連動】

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