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【90切り】左足上がりで距離のあるバンカーは、思い切って8番アイアンを使おう!

【90切り】左足上がりで距離のあるバンカーは、思い切って8番アイアンを使おう!

90を切るには、パーオンを逃がしたホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。30ヤードの距離のあるバンカーで、しかも左足上がりだったら、思い切って8番アイアンを握るのがスコアアップの秘訣だ。

配信日時:2020年11月25日 03時00分

左足上がりでSWを選択するとショートしやすい

15ヤードくらいの通常のバンカーと同じように、サンドウェッジを握ってカットに打つと、ボールが無駄に高く上がってショートする

15ヤードくらいの通常のバンカーと同じように、サンドウェッジを握ってカットに打つと、ボールが無駄に高く上がってショートする

距離を出したいバンカーショットで選択すべきはサンドウェッジではなくショートアイアンです。僕の場合、ピンまで30ヤードくらい距離があって、左足上がりのライなら8番アイアンを握ります。理由は左上がりでロフトが寝て、ボールが飛ばないから。サンドウェッジだとボールが高く上がるだけでグリーンに乗らないこともあり、ダブルボギーを打つ危険が高まります。

8番アイアンなら、落ちてからランが出る

8番アイアンのエクスプロージョンショットなら、グリーンにキャリーしてランで寄っていく

8番アイアンのエクスプロージョンショットなら、グリーンにキャリーしてランで寄っていく

「8番じゃ、アゴを越えられない」と思われるかもしれませんが、傾斜なりに立てばアゴは低くなります。フェースも開くことなく、ベーシックなエクスプロージョンショットをすれば、ロフトなりの高さが出ます。また、8番のロフトならキャリーしてから強くコロがるのもメリット。砂を取りすぎても大きなミスになりにくく、グリーンにキャリーしてピンに寄っていく。距離が残ったときは、思い切った番手選びをしてみましょう!
左足上がりでは、肩のラインもヒザのラインも傾斜なりにアドレスして、傾斜なりに振っていくのが基本。でも、すくい打ちは禁物

左足上がりでは、肩のラインもヒザのラインも傾斜なりにアドレスして、傾斜なりに振っていくのが基本。でも、すくい打ちは禁物

(この記事は2020年5月14日発売のALBA796号に掲載されました)

レッスン内容を映像で見る|3分47秒



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1クラブで距離を打ち分ける
2コロがしのフォローは握手の形
3エッジからはトゥを浮かせてパターのように!
4逆目のラフはコックを使ってV字に打つ
5距離のある左足上がりのバンカーは8番で打てば寄る
5ツマ先上がりはフェースを開いてフラットに振れば引っかけない
堀尾研仁
ほりお・けんじ/71年生まれ。岐阜県出身。02年よりツアープロコーチとしてのキャリアをスタート。これまでに田島創志や高橋竜彦、塚田陽亮の初優勝に貢献し、谷口徹をサポートしていたことも。東京都千代田区にあるKEN HORIO GOLF ACADEMYで中心にレッスン活動を行うほか、トーナメント中継の解説者としても活躍。You Tubeチャンネル「堀尾研仁のKHGATV」では、最新スイング解析器『ギアーズ』を使った動画などをアップしている
連載

3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】

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