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【80切り】左足下がり&砲台グリーンを攻略 傾斜に逆らって立つ“オープンスタンス”で高く上がる!

【80切り】左足下がり&砲台グリーンを攻略 傾斜に逆らって立つ“オープンスタンス”で高く上がる!

80を切るならアイアンのパーオン率を上げて、悪くてもパー、あわよくばバーディというホールを増やしていきたい。左足下がりのライから高さを出して、砲台グリーンにキャリーで止めるには?

配信日時:2020年11月27日 12時00分

ヒザでバランスを取り、傾斜に逆らって地球に対して垂直に立つ。そしてスタンスは少しオープンにして、左から右へ曲がるフェードボールで高さを出す
ヒザでバランスを取り、傾斜に逆らって地球に対して垂直に立つ。そしてスタンスは少しオープンにして、左から右へ曲がるフェードボールで高さを出す

ロフトが立ちすぎないように、体の軸を真っすぐにする

傾斜地は傾斜なりに構えるのが基本ですが、左足下がりの場合、それではロフト角が立ち過ぎて、打球が高く上がりません。するとランが増えるのでグリーンに止まりにくく、キャリーが出ないぶん、砲台グリーンや花道の狭いグリーンでは攻略が難しくなります。

そこで、傾斜に逆らって立つというテクニックを覚えましょう。まず「軸を垂直にする」イメージで、ヒザでバランスを取りながら、できるだけ真っすぐ立ちます。そして、その状態から手を真っすぐ下ろしてください。そうすることで、ロフト角がキープできます。

さらに、スタンスを少しだけオープンにすることがキャリーで止めるコツ。スタンスなりにフェードのイメージで振れば、クラブが上から入り、より高く上がります。ダウンスイング以降は、右肩を目標方向にしっかり出していくことが大切。左足下がりのダフるミスを防止できます。また、打つ前に素振りをして、芝を擦った所にボールを置くことも付け足しておきましょう。
球を上げようとして右肩が下がると、ダフってしまう。右肩を目標方向に出していけばダフらない

球を上げようとして右肩が下がると、ダフってしまう。右肩を目標方向に出していけばダフらない

(この記事は2019年10月10日発売のALBA782号に掲載されました)

レッスン内容を映像で見る|3分27秒



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1インテンショナルフックはフェースが下を向くくらい右手を返す
2左足上がり〜重心はずっと6:4
3左足下がりで高い球を打つには傾斜に逆らって立つ
4ディボット跡の攻略〜ボール位置は右
5フェアウェイバンカーはヘッドをボールの真上に
6右に大きく曲げるには、カラダを回して左ヒジを抜く
7高い球はリリースを早めて、左8右2の重心でインパクト
8ライン出しのコツは…ボールは頭より右!フォローは肩より下
9アイアンの飛距離は…下半身のスムーズな体重移動がカギ
久保勝美
くぼ・かつみ/62年生まれ。埼玉県出身。高校時代は野球部で、卒業後は清涼飲料のトラック運転手をしていた。会社のゴルフコンペに出たのをきっかけに21歳からゴルフをはじめ、脱サラしてプロ入り、という異色の経歴を持つ。レギュラーツアー時代は成績を残せなかったが、シニア入りして才能が開花。2015年の「金秀シニア 沖縄オープン」でシニアツアー初優勝を挙げた。高根CC所属
連載

3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える【ALBA本誌連動】

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