【100切り】スライスしないグリップあります 右肩が前に出ないように、右手は“下から”握ろう!
100を切るにはつまらないダボを防ぐこと。ドライバーでOBを一発打つだけで2打損をする。コース内に収まるくらいのドライバーの精度があれば100は切れるのだ。長年のスライスに悩まされている人は、スイングをどうこう前にグリップを見直そう。
配信日時:2020年11月30日 03時00分
右肩が前に出ないように、右ヒジにゆとりを持たせる
ドライバーのスライスでOBする人の多くは、スイングよりもアドレスに問題を抱えています。アドレスがズレている状態で、いくらスイングを直そうとしても、根本的な問題は改善されません。アドレスを常に意識し、ミスしたときには最初にアドレスを見直すことはとても重要です。
スライサーに多いのは右肩が前に出て、肩のラインが左を向いたアドレスです。この状態でスイングすると必ずアウトサイド・インのカット軌道になってしまいます。これは右手を上からかぶせるようにグリップし、右腕が突っ張るような形になっていることが原因です。アドレスした状態でスティックを両ヒジの間に通して、スティックの向きがターゲットラインと平行になるくらいまで、右ヒジにゆとりを持たせて構えましょう。
スライサーに多いのは右肩が前に出て、肩のラインが左を向いたアドレスです。この状態でスイングすると必ずアウトサイド・インのカット軌道になってしまいます。これは右手を上からかぶせるようにグリップし、右腕が突っ張るような形になっていることが原因です。アドレスした状態でスティックを両ヒジの間に通して、スティックの向きがターゲットラインと平行になるくらいまで、右ヒジにゆとりを持たせて構えましょう。
クラブ全体を下から支えるように右手をセット
そこで、右手のグリップは“下から”握ることを意識しましょう。右ヒジを下に向けて、クラブ全体を下から支えるように右手をセットします。この状態から右ヒジを下に向けたまま右前腕だけを内旋(自分から見て反時計回りに回す)させれば、スライスが出にくいグリップを作ることができます。
(この記事は2020年5月28日発売のALBA797号に掲載されました)
レッスン内容を映像で見る|3分2秒
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1 | アッパーに打つにはヘッドとボールを離してアドレス |
2 | 正しいダウンスイングとインパクトを作るドリル |
3 | ダウンスイングの順番は左ヒザ→左腰→左肩 |
4 | 曲げないドライバー〜方向性は右手グリップで決まる |
5 | 体が捻転した正しいトップを作る |
小野耕平
おの・こうへい/97年生まれ。茨城県出身。11歳よりゴルフを始め、千葉県ジュニアや茨城県ジュニアなどに優勝。名門・中央学院大学では最新ゴルフ理論、メンタルトレーニングの方法を学び、国内男子ツアーのQTも経験した。現在はゴルフインストラクターとして、エースゴルフクラブでレッスンを行っている
おの・こうへい/97年生まれ。茨城県出身。11歳よりゴルフを始め、千葉県ジュニアや茨城県ジュニアなどに優勝。名門・中央学院大学では最新ゴルフ理論、メンタルトレーニングの方法を学び、国内男子ツアーのQTも経験した。現在はゴルフインストラクターとして、エースゴルフクラブでレッスンを行っている
連載
3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ【ALBA本誌連動】