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【90切り】ツマ先上がりの“引っかけ”を防ぐ 右肩を下げないように胸を回そう!

【90切り】ツマ先上がりの“引っかけ”を防ぐ 右肩を下げないように胸を回そう!

90を切るには、パーオンを逃がしたホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。ツマ先上がりのライは引っかけやすく、グリーンに止めにくい。やわらかく打つためのコツとは?

配信日時:2020年12月2日 03時00分

30度フェースを開いて打つことによって、ツマ先上がりでもボールが真っすぐ出る。右肩を下げないように胸を回していけば、上手くヒットできる
30度フェースを開いて打つことによって、ツマ先上がりでもボールが真っすぐ出る。右肩を下げないように胸を回していけば、上手くヒットできる

フェースを30度開いてセットし、体も少し開きながら打つ

ツマ先上がりは傾斜が強くなるほど、クラブがアップライトになってフェースが左を向きます。フック回転がかかりやすく、グリーンにキャリーさせると止まりにくいライです。さらに、ザックリも出やすく、狙い方や打ち方が難しい。ミスの少ない打ち方で寄せワン圏内につけるには、真っすぐ狙う基本的なピッチ&ランのイメージで振るのが良いのです。

ポイントは目標方向に対してフェースを30度くらい開いて構え、胸の回転を意識して振っていくこと。インパクトでは肩のラインを少し開いてもOKです。フェースも体も開いて当てることで、ボールはフワッと真っすぐ出て、グリーンで止まりやすくなります。ボールを上げようとして右肩が下がると、ダフリやトップが出る。右肩の高さをキープしたまま胸を回していきましょう。
手首をロックして胸の回転を意識して、フラットな軌道で振っていく
ボールをすくい上げようとして右肩が下がると、ダフリ・トップが出る
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手首をロックして胸の回転を意識して、フラットな軌道で振っていく
(この記事は2020年5月28日発売のALBA797号に掲載されました)

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1クラブで距離を打ち分ける
2コロがしのフォローは握手の形
3エッジからはトゥを浮かせてパターのように!
4逆目のラフはコックを使ってV字に打つ
5距離のある左足上がりのバンカーは8番で打てば寄る
5ツマ先上がりはフェースを開いてフラットに振れば引っかけない
堀尾研仁
ほりお・けんじ/71年生まれ。岐阜県出身。02年よりツアープロコーチとしてのキャリアをスタート。これまでに田島創志や高橋竜彦、塚田陽亮の初優勝に貢献し、谷口徹をサポートしていたことも。東京都千代田区にあるKEN HORIO GOLF ACADEMYで中心にレッスン活動を行うほか、トーナメント中継の解説者としても活躍。You Tubeチャンネル「堀尾研仁のKHGATV」では、最新スイング解析器『ギアーズ』を使った動画などをアップしている
連載

3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】

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