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【80切り】運悪くディボット跡に入ったら、“左肩”を下げて上から打ち込もう!

【80切り】運悪くディボット跡に入ったら、“左肩”を下げて上から打ち込もう!

80を切るならアイアンのパーオン率を上げて、悪くてもパー、あわよくばバーディというホールを増やしていきたい。ティショットが運悪くディボット跡に…。大きなミスなくグリーンに届かせるには?

配信日時:2020年12月4日 12時00分

鋭角に入れるために、体の中心よりもボールを右に置く

体の中心よりもボールを右側に置いてハンドファーストに構える。引っかからないように、ややオープンスタンスに立つのが久保流

体の中心よりもボールを右側に置いてハンドファーストに構える。引っかからないように、ややオープンスタンスに立つのが久保流

ディボット跡にボールがつかまったら、クラブの入射角を鋭角にする必要があります。通常の打ち方では、芝が削られて低い位置にあるボールに対して、クラブが届かず、正確にコンタクトできないからです。まず、ボールを体の中心より右側に置き、ハンドファーストの度合いを強くします。体の回転が止まると引っかかりやすいライなので、少しスタンスをオープンにしておきましょう。

クラブを短く握り、左肩を下げて構える

通常のアドレスでは、右肩よりも左肩が高くなるが、ディボット跡のときは上から打ち込んでいくために、左肩が低くなるように構える。クラブを短く持ってタテ振りの意識も持とう

通常のアドレスでは、右肩よりも左肩が高くなるが、ディボット跡のときは上から打ち込んでいくために、左肩が低くなるように構える。クラブを短く持ってタテ振りの意識も持とう

そして、クラブを短く握ってボールの近くに立てばタテ振りになり、クラブを上から入れやすい。さらにもう一つ大事なのが、左肩を下げて構えることです。アドレスでもインパクトでも「左肩を低く使う」という意識を持てば、上から打てる態勢が整います。こうすることで、より鋭角な入射角を作り出せますよ。
上からハンドファーストの形でボールをとらえるために、スイングは「打ち込んで終わり」でOK。フォローは惰性で出していく

上からハンドファーストの形でボールをとらえるために、スイングは「打ち込んで終わり」でOK。フォローは惰性で出していく

(この記事は2019年10月24日発売のALBA783号に掲載されました)

レッスン内容を映像で見る|3分0秒



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1インテンショナルフックはフェースが下を向くくらい右手を返す
2左足上がり〜重心はずっと6:4
3左足下がりで高い球を打つには傾斜に逆らって立つ
4ディボット跡の攻略〜ボール位置は右
5フェアウェイバンカーはヘッドをボールの真上に
6右に大きく曲げるには、カラダを回して左ヒジを抜く
7高い球はリリースを早めて、左8右2の重心でインパクト
8ライン出しのコツは…ボールは頭より右!フォローは肩より下
9アイアンの飛距離は…下半身のスムーズな体重移動がカギ
久保勝美
くぼ・かつみ/62年生まれ。埼玉県出身。高校時代は野球部で、卒業後は清涼飲料のトラック運転手をしていた。会社のゴルフコンペに出たのをきっかけに21歳からゴルフをはじめ、脱サラしてプロ入り、という異色の経歴を持つ。レギュラーツアー時代は成績を残せなかったが、シニア入りして才能が開花。2015年の「金秀シニア 沖縄オープン」でシニアツアー初優勝を挙げた。高根CC所属
連載

3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える【ALBA本誌連動】

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