左手甲でボールを叩くように左腕を回旋させる
スライスを防ぐためにはまず、正しいリストワークを理解することが重要です。「フェースを返す」というイメージが強いと、バックスイングでフェースを開きすぎてしまったり、逆につかまえようとして引っかけたりと、インパクトが不安定になってしまいます。
正しいリストワークを体感するために、直立して肩の高さで左手を振ってみましょう。トップではアドレスよりも90度右に回旋し、インパクトまでにそれを戻して左手甲でボールを叩くイメージです。そして、フォローでは必要以上に手を返さず、そのまま左に振り抜いてください。リストワークとは手首ではなく腕の回旋運動、アームローテーションのことです。この動きを繰り返し行えば、ボールをつかまえる感覚が身につきます。
正しいリストワークを体感するために、直立して肩の高さで左手を振ってみましょう。トップではアドレスよりも90度右に回旋し、インパクトまでにそれを戻して左手甲でボールを叩くイメージです。そして、フォローでは必要以上に手を返さず、そのまま左に振り抜いてください。リストワークとは手首ではなく腕の回旋運動、アームローテーションのことです。この動きを繰り返し行えば、ボールをつかまえる感覚が身につきます。
水平素振りでフェースの向きをチェック
次の段階では、前傾せずに肩の高さで水平にクラブを振って、フェースの向きをチェックしてみましょう。左手甲の向きとフェースの向きは連動します。トップでフェースは真上を向き、インパクトではスクエアに戻り、その向きのままフォローを出す。水平素振りで感覚をつかんだら、前傾してボールを打ってみてください。つかまったボールが打てるはずです。
(この記事は2020年6月11日発売のALBA798号に掲載されました)
■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
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小野耕平
おの・こうへい/97年生まれ。茨城県出身。11歳よりゴルフを始め、千葉県ジュニアや茨城県ジュニアなどに優勝。名門・中央学院大学では最新ゴルフ理論、メンタルトレーニングの方法を学び、国内男子ツアーのQTも経験した。現在はゴルフインストラクターとして、エースゴルフクラブでレッスンを行っている
おの・こうへい/97年生まれ。茨城県出身。11歳よりゴルフを始め、千葉県ジュニアや茨城県ジュニアなどに優勝。名門・中央学院大学では最新ゴルフ理論、メンタルトレーニングの方法を学び、国内男子ツアーのQTも経験した。現在はゴルフインストラクターとして、エースゴルフクラブでレッスンを行っている