ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

【100切り】つかまるアームローテーションは、左手甲が『真上』→『目標』→『左』

【100切り】つかまるアームローテーションは、左手甲が『真上』→『目標』→『左』

100を切るにはつまらないダボを防ぐこと。ドライバーでOBを一発打つだけで2打損をする。コース内に収まるくらいのドライバーの精度があれば100は切れるのだ。スライスしたといって手首を使ってフェースを返すと今度はチーピンに。つかまるアームローテーションとは?

配信日時:2020年12月14日 12時00分

まずは肩の高さで左腕を伸ばしたまま振る。左手甲がトップでは『真上』、インパクトでは『目標』、フォローでは左を向くように左腕を回旋させる
まずは肩の高さで左腕を伸ばしたまま振る。左手甲がトップでは『真上』、インパクトでは『目標』、フォローでは左を向くように左腕を回旋させる

左手甲でボールを叩くように左腕を回旋させる

スライスを防ぐためにはまず、正しいリストワークを理解することが重要です。「フェースを返す」というイメージが強いと、バックスイングでフェースを開きすぎてしまったり、逆につかまえようとして引っかけたりと、インパクトが不安定になってしまいます。

正しいリストワークを体感するために、直立して肩の高さで左手を振ってみましょう。トップではアドレスよりも90度右に回旋し、インパクトまでにそれを戻して左手甲でボールを叩くイメージです。そして、フォローでは必要以上に手を返さず、そのまま左に振り抜いてください。リストワークとは手首ではなく腕の回旋運動、アームローテーションのことです。この動きを繰り返し行えば、ボールをつかまえる感覚が身につきます。

水平素振りでフェースの向きをチェック

次に肩の高さでクラブを水平に振る。トップで『真上』に向いたフェースをインパクトで『目標』に向け、そのまま『左』に振っていく

次に肩の高さでクラブを水平に振る。トップで『真上』に向いたフェースをインパクトで『目標』に向け、そのまま『左』に振っていく

次の段階では、前傾せずに肩の高さで水平にクラブを振って、フェースの向きをチェックしてみましょう。左手甲の向きとフェースの向きは連動します。トップでフェースは真上を向き、インパクトではスクエアに戻り、その向きのままフォローを出す。水平素振りで感覚をつかんだら、前傾してボールを打ってみてください。つかまったボールが打てるはずです。

(この記事は2020年6月11日発売のALBA798号に掲載されました)

■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
小野耕平
おの・こうへい/97年生まれ。茨城県出身。11歳よりゴルフを始め、千葉県ジュニアや茨城県ジュニアなどに優勝。名門・中央学院大学では最新ゴルフ理論、メンタルトレーニングの方法を学び、国内男子ツアーのQTも経験した。現在はゴルフインストラクターとして、エースゴルフクラブでレッスンを行っている
連載

3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ【ALBA本誌連動】

レッスン 週間アクセスランキング


おすすめコンテンツ

関連サイト