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【90切り】“左足下がり”のアプローチは、ボールの先にヘッドを置いてからアドレスする

【90切り】“左足下がり”のアプローチは、ボールの先にヘッドを置いてからアドレスする

90を切るには、パーオンを逃がしたホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。難しい左足下がりのライからミスなく寄せるには?

配信日時:2020年12月16日 12時00分

左足体重が不十分だと、体が起き上がりやすい

左足体重を保ったまま、傾斜に沿ってフォローは低く出す。左足体重が不十分だと、体が起き上がりやすく、出球が安定しない

左足体重を保ったまま、傾斜に沿ってフォローは低く出す。左足体重が不十分だと、体が起き上がりやすく、出球が安定しない

左足下がりの難しさは、左足が下がっているので、クラブヘッドがボールに届きにくいことにあります。それに右サイドが高いので、ダフりやすい。ですから、ボールを右足寄りにセットし左足体重で構えるのがセオリー。しかし、右足寄りに置いたボールに構えてしまうと、体が起き上がりやすく、左足体重も不十分になりやすい。最下点がバラつき、トップやダフリのミスにつながります。

ボールの先にヘッドを置き、左足体重を作る

ボールの先に一度ヘッドを置いて左足体重のアドレスを作った後、体重配分を変えないようにヘッドだけ戻してアドレスを作る

ボールの先に一度ヘッドを置いて左足体重のアドレスを作った後、体重配分を変えないようにヘッドだけ戻してアドレスを作る

私が左足下がりのアプローチでオススメするのは、右足寄りにボールをセットしたら、一度ボールの先にヘッドを置くことです。仮想のボールを左足寄りにイメージして、それに対して構えれば、ヒザが曲がり、前傾角が深くなり、理想的な左足体重が作りやすいんです。あとは、その姿勢を保ったままヘッドを戻し、体重移動せずに振るだけ。傾斜に沿ってフォローを低く出せば、ミートしやすくなります。
ボール位置は右足寄り。ボールの先にヘッドを一度置いて、重心の低いアドレスを作ってから、傾斜なりに振っていけば、ダフらず上手くボールを拾える

ボール位置は右足寄り。ボールの先にヘッドを一度置いて、重心の低いアドレスを作ってから、傾斜なりに振っていけば、ダフらず上手くボールを拾える

(この記事は2020年11月26日発売のALBA809号に掲載されました)

レッスン内容を映像で見る|2分47秒



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110ヤードを確実に寄せるコツはハの字
2距離感を合わせるにはゆるく握ってぎゅ!
3簡単ロブショット 2つのコツ〜右足体重&手首の角度
4寄せワンが狙えるコロがしのコツ
5肩の回転でダフリ・トップ防止
5簡単にできる距離の打ち分け ±5ヤード
5ボールの先にヘッドを置けば左足下がりでトップしない
高橋 友希子
たかはし・ゆきこ/83年生まれ。埼玉県出身。ジュニア時代に関東ジュニア優勝、世界ジュニア2位、インターハイ3位などの輝かしい戦績を残す。ゴルフを離れた時期もあったが、レギュラーツアー出場を目指して選手に復帰。現在は市川駅前ゴルフクラブ、レッツゴルフ銀座の他、LINEでのレッスンも行っている
連載

3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】

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