ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

【100切り】力みを抜く呼吸法 息を大きく吸って、吐きながら打つ

【100切り】力みを抜く呼吸法 息を大きく吸って、吐きながら打つ

100を切るにはつまらないダボを防ぐこと。ドライバーでOBを一発打つだけで2打損をする。コース内に収まるくらいのドライバーの精度があれば100は切れるのだ。ドライバーを持つと、ついつい力んでとんでもない球が出る。わかっているけどなかなか脱力できない。力みを抜く呼吸法を教わろう。

配信日時:2020年12月28日 12時00分

上体が力んでいると、アーリーリリースになりやすい

ダウンスイングで手首の角度が早く解けるアーリーリリースの原因は力み。力が抜けると自然にタメができる

ダウンスイングで手首の角度が早く解けるアーリーリリースの原因は力み。力が抜けると自然にタメができる

スイングを始動するタイミングで腕や肩に力が入っていると、力んだまま振ることになり、手打ちやアーリーリリースになります。対策は力を抜くことですが、腕や肩を意識すると余計に力が入ってしまうので逆効果です。

お腹で呼吸することで、上体の力が抜けて体幹が使える

アドレスで大きく息を吸ってお腹に空気をためる。そして息を止めたままテークバック、トップから息を吐きながら下ろしていく

アドレスで大きく息を吸ってお腹に空気をためる。そして息を止めたままテークバック、トップから息を吐きながら下ろしていく

おすすめしたいのは、呼吸を使ってお腹を意識すること。アドレスで、お腹に空気をためるイメージでスーッと息を吸います。適度に吸ったら息を止めてテークバックし、止めたままトップまで行きます。あとは息を吐きながら下ろすだけです。

お腹に集中することで肩や腕から力が抜けるだけでなく、腹圧を上げることで体幹を使って動けるようになります。腕やクラブが追従する形になるのでタメも自然にできる。結果的にヘッドが走りスイング軌道も良くなります。
(この記事は2020年9月24日発売のALBA805号に掲載されました)

レッスン内容を映像で見る|3分8秒



GOLF Net TVで長谷川泰之レッスン・全6話無料配信
1軸ブレ防止には首を付け根を意識する
2体の開きを抑えるには〜左耳でインパクトの音を聞く
3自然体アドレス〜「上体が右に傾く」が正解
4飛距離アップ!腕を伸ばしてテークバック&フォロー
5リキみを抜く方法〜コツは下腹と呼吸にあり
6真っすぐ飛ばすグリップ〜右手のヒラとフェースを合わせる
長谷川 泰之
はせがわ・やすゆき/78年生まれ。新潟県出身。PGA公認ティーチングプロ。東京の代官山にあるK's Island Golf Academyで100切りゴルファーからシングルまで幅広く指導している。「バランスボールで身につく、理想的なシークエンススイング」というテーマで、2019年のPGAティーチングプロアワード優秀賞を受賞した。
連載

3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ【ALBA本誌連動】

レッスン 週間アクセスランキング


おすすめコンテンツ

関連サイト