【ゴルフの90切り】15、20、25ヤードは振り幅は同じ “打点”で距離を打ち分ける
90を切るには、パーオンを逃がしたホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。ショットで芯を外すのは御法度だが、アプローチではわざと芯を外して微妙な距離を打ち分けるテクニックがある。
配信日時:2021年1月6日 03時00分
トゥで打てば強く出て、ヒールで打てば勢いを殺せる
アプローチでは単純にピンまでの距離だけでなく、傾斜や風の影響を考慮してプラス、マイナス5ヤードの微妙な調整が必要になる場面があります。例えば、下りでちょっと弱めに打ちたい場面で、スイングが緩んだりしてミスする人が多いですよね。
そんな人にオススメしたいのが振り幅やスピードを変えずに、打点だけを変えてプラス、マイナス5ヤードの打ち分けをする方法です。実はウェッジの場合、トゥ側で打てばフック回転がかかってランが出るのでプラス5ヤード。逆にヒールに当たれば、ボールスピードが落ちて止まりやすくなるので、マイナス5ヤードになるわけです。
そんな人にオススメしたいのが振り幅やスピードを変えずに、打点だけを変えてプラス、マイナス5ヤードの打ち分けをする方法です。実はウェッジの場合、トゥ側で打てばフック回転がかかってランが出るのでプラス5ヤード。逆にヒールに当たれば、ボールスピードが落ちて止まりやすくなるので、マイナス5ヤードになるわけです。
ボールから遠く立ってトゥ打ち、近く立ってヒール打ち
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ボールから離れてインサイド・アウトの軌道で打てば、トゥ側でヒットしやすくなる。フック回転がかかり、20ヤードの振り幅ならプラス5ヤード飛ばせる
トゥやヒールに当てるには、アドレスが大事です。トゥで打ちたいならややボールから遠ざかり、インサイド・アウトの軌道を意識。ヒールに当てたいなら、ボールの近くに立ってストレートからややアウトサイド・インに振っていくのです。振り幅は変えないから、大きくミスすることがなく、“ちょっとの距離感”が出せます。
(この記事は2020年11月12日発売のALBA808号に掲載されました)
レッスン内容を映像で見る|3分13秒
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1 | 10ヤードを確実に寄せるコツはハの字 |
2 | 距離感を合わせるにはゆるく握ってぎゅ! |
3 | 簡単ロブショット 2つのコツ〜右足体重&手首の角度 |
4 | 寄せワンが狙えるコロがしのコツ |
5 | 肩の回転でダフリ・トップ防止 |
5 | 簡単にできる距離の打ち分け ±5ヤード |
5 | ボールの先にヘッドを置けば左足下がりでトップしない |
高橋 友希子
たかはし・ゆきこ/83年生まれ。埼玉県出身。ジュニア時代に関東ジュニア優勝、世界ジュニア2位、インターハイ3位などの輝かしい戦績を残す。ゴルフを離れた時期もあったが、レギュラーツアー出場を目指して選手に復帰。現在は市川駅前ゴルフクラブ、レッツゴルフ銀座の他、LINEでのレッスンも行っている
たかはし・ゆきこ/83年生まれ。埼玉県出身。ジュニア時代に関東ジュニア優勝、世界ジュニア2位、インターハイ3位などの輝かしい戦績を残す。ゴルフを離れた時期もあったが、レギュラーツアー出場を目指して選手に復帰。現在は市川駅前ゴルフクラブ、レッツゴルフ銀座の他、LINEでのレッスンも行っている
連載
3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】