【ゴルフの90切り】ランニングアプローチの距離感アップ “右腕”を伸ばしたまま体の回転で打とう!
90を切るには、パーオンを逃がしたホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。ランニングアプローチは打つのはやさしいのに、距離感を合わせるのは意外と難しい。どうすれば距離感が安定する?
配信日時:2021年1月13日 03時00分
ショートするのは、右ヒジで鋭角に下ろしているから
ボールを低く出してコロがしたいとき、「思ったよりもコロがらなかった」と、ショートしてしまうことがありませんか? 原因は右ヒジを使ってクラブが鋭角に入ることで、スピンがかかりすぎてしまうから。ボールをクリーンにとらえた感触はあっても、ヘッドの抜けが悪かったと思うなら、そんなスイングをしている可能性が高いんです。
右腕の長さを変えなければ、緩やかな軌道で打てる
スピン量を一定にしていつも同じコロがりをさせるには、緩やかな軌道でボールをヒットする必要があります。アドレスからインパクト、そしてフォローまで右腕の長さを変えずに、ヒジを曲げることなく体の回転で打つ意識を持ってください。右ヒジを緩ませなければ、腕の動きもセーブできるので、再現性もアップ。右ヒジが伸びていれば手首の角度も変わらないので、パターのようにイメージ通りにコロがせます。
右手親指の付け根を、フォローで目標に向ける
それでもボールを低く打ち出せない人は、右手首の角度が伸びてしまっている可能性があります。手首のリリースを防ぐために、右手親指の付け根の盛り上がっているところを、フォローで目標に向けるように出していきましょう。すると、右手首の角度をキープしてハンドファーストにインパクトしやすくなります。さらにクロスハンド素振りで、右手首の角度をキープしたまま振る感覚を作るのもオススメです。
(この記事は2020年10月8日発売のALBA806号に掲載されました)
レッスン内容を映像で見る|3分16秒
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1 | 10ヤードを確実に寄せるコツはハの字 |
2 | 距離感を合わせるにはゆるく握ってぎゅ! |
3 | 簡単ロブショット 2つのコツ〜右足体重&手首の角度 |
4 | 寄せワンが狙えるコロがしのコツ |
5 | 肩の回転でダフリ・トップ防止 |
5 | 簡単にできる距離の打ち分け ±5ヤード |
5 | ボールの先にヘッドを置けば左足下がりでトップしない |
高橋 友希子
たかはし・ゆきこ/83年生まれ。埼玉県出身。ジュニア時代に関東ジュニア優勝、世界ジュニア2位、インターハイ3位などの輝かしい戦績を残す。ゴルフを離れた時期もあったが、レギュラーツアー出場を目指して選手に復帰。現在は市川駅前ゴルフクラブ、レッツゴルフ銀座の他、LINEでのレッスンも行っている
たかはし・ゆきこ/83年生まれ。埼玉県出身。ジュニア時代に関東ジュニア優勝、世界ジュニア2位、インターハイ3位などの輝かしい戦績を残す。ゴルフを離れた時期もあったが、レギュラーツアー出場を目指して選手に復帰。現在は市川駅前ゴルフクラブ、レッツゴルフ銀座の他、LINEでのレッスンも行っている
連載
3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】