JLPGAプロテスト合格を目指す若手女子ゴルファーがレベルアップするために戦う新ツアー「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー」に参戦する選手たちによるレッスン番組『教えて★ヒロイン』。

今回のヒロインは、JLPGAプロ16名も参戦した32名出場・ワンデートーナメント「ゼビオグループチャレンジカップ」で8アンダーを叩き出し、優勝を手にした北海道出身・22歳の山田彩歩。今回は得意とするショートアイアンの打ち方について聞いた！

Q.ショートアイアンの精度を高くする秘訣を教えてください！

「できる限り体重移動はしたくないので、アドレスしたところで体を回すことをコースでは意識しています。体重移動を大きくしてしまうと、フェ―スが開閉して安定しないので、その場で回ることをしつつ、インパクトのフェース面を変えないような意識も持っています。

　右に乗りすぎて、そのまま右体重でいくとフェースが開いてしまいますし、右体重から左に乗りすぎてしまうと、クラブがアウトサイドから下りてきて、チーピンみたいな球が出てしまう。

　その場で回って、体重は右足の母指球で受け止めるイメージで打っていますね」

Q.母指球で受け止めるイメージって??

「バックスイングでは、右足の母指球に乗せておいて、切り返しの時は左足から始動していますが、意図的にフォローで左足の母指球でフィニッシュをとるイメージです。

　左側に大きく乗ってしまうと体重が流れて、フィニッシュが崩れやすい。フィニッシュがとれるように母指球に意識をすると良い感覚で湧きやすいですね」

Q.インパクト時に気を付けていることはありますか？

「私はダフリ癖があって、ボールの手前を見てしまうとダフる。ボールの先を見て、そこに入れていくイメージのほうがダウンブローにも打てますし、イメージが湧きやすいので、そのやり方をしていますね」

Q.ダウンブロー練習法があれば教えてください！

「まずはハーフスイングでやるのですが、クラブの重さでボールに対して落としていくイメージで打つと、ダウンブローで打てる。

　それを大きくしたのがフルスイングになるだけ…と考えで、基本はハーフスイングでダウンブローの確認をしますね。20ヤードくらいでよいので、クラブの重さで飛ばすことを意識して練習をします」

Q.ダフリ防止の練習方法ってありますか？

「スプリットハンドで前傾キープをする練習はやります。前傾角度が変わると打てないですし、上下の動きが入ってくるとインパクトの音も悪くなる。ぜひ試してみてください！」

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【マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーってどんなツアー？】プロテスト合格を目指す25歳以下の若手女子ゴルファーが経験を積むための場を提供する新たなゴルフトーナメント。2019年に発足し、同年は年間11試合を開催。2020年も年間ツアーを開催予定。詳しくは公式WEBサイト（ https://nextheroinegolftour.jp/）をチェック!!