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【ゴルフの80切り】ボールを上げにくい左足下がりは、“左ツマ先”を開いてカットに振る

【ゴルフの80切り】ボールを上げにくい左足下がりは、“左ツマ先”を開いてカットに振る

80を切るならアイアンのパーオン率を上げて、悪くてもパー、あわよくばバーディというホールを増やしていきたい。ボールを上げにくい左足上がりのライからピンを狙うには?

配信日時:2021年1月29日 12時00分

ややカットに振りながら、フェースを返す。左足下がりからでも“つかまったフェード”になり、ボールも止まりやすい
ややカットに振りながら、フェースを返す。左足下がりからでも“つかまったフェード”になり、ボールも止まりやすい

カットに振ることで、ダフリを防いでボールが上がる

左足下がりの傾斜は、ボールの右側の地面が高く、ダフりやすくなります。また、ボール位置を右足寄りにしたほうがミスを防げる半面、ロフト角が立ち過ぎてしまい、高く上げにくいというデメリットがあります。

そこで私は、ボールの高さを出すために、ボール位置をやや左にし、左ツマ先を開いてオープンに構えます。フェースも少しオープンに。左ツマ先を開くのはダウンスイング以降、体を回しやすくするためです。ヘッドが走り、スピン量が増えるのでボールの浮力がアップ。ややカットに振ることでダフリを防ぐことができ、スライス回転がかかってボールがグリーンに止まりやすくなりますよ。
左ツマ先を開きボールをやや左にセット。オープンに構えることで体が回りやすくなり、スピンの利いた高いボールを打てる。フェースも少し開いておく

左ツマ先を開きボールをやや左にセット。オープンに構えることで体が回りやすくなり、スピンの利いた高いボールを打てる。フェースも少し開いておく

(この記事は2020年5月28日発売のALBA797号に掲載されました)

レッスン内容を映像で見る|2分18秒





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1フェースの正しい向きはリーディングエッジで合わせる
2スライス防止にも役立つ!左サイドの壁の作り方
3ダウンブローのコツは上腕のネジり
4ドローとフェードは腰の開きで打ち分ける
5アゲインストはトゥ側で打て!
6番手間の距離は…インパクトを緩めず、スイングスピードだけ落とす
7左足上がりは左ヒジを抜けば引っかけない
8左ツマ先を開いてカット軌道〜左足下がりでボールを止める
高橋竜彦
たかはし・たつひこ/ 74年生まれ。福岡県出身。2005年の「アイフルカップ」でツアー初優勝。翌年には公式戦の「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」を制した。得意クラブはアイアンで、この大会で最終日に一緒に回った中嶋常幸からは「お前のアイアンは本当にすごいな」と称賛されたほど。浜通り交通所属
連載

3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える【ALBA本誌連動】

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