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【ゴルフの100切り】大曲がりはグリップで直る 『右手のヒラ=フェース面』で出球真っすぐ!

【ゴルフの100切り】大曲がりはグリップで直る 『右手のヒラ=フェース面』で出球真っすぐ!

100を切るにはつまらないダボを防ぐこと。ドライバーでOBを一発打つだけで2打損をする。コース内に収まるくらいのドライバーの精度があれば100は切れるのだ。ドライバーが散らばってスコアがまとまらない人は、まずグリップを見直そう。

配信日時:2021年2月1日 12時00分

右手のヒラをフェース面と同じ向きにヨコから当てて、指で握ると右手のヒラとフェー ス面がシンクロする
右手のヒラをフェース面と同じ向きにヨコから当てて、指で握ると右手のヒラとフェー ス面がシンクロする

右手を目標に向けると、フェースをコントロールしやすい

動きが大きいドライバーショットでは、自分の体をコントロールするので精一杯になりがち。おまけにフェース面までの距離が長いので、なかなか意識が届きません。その結果、フェースが開けばスライス、それを嫌がれば引っかけといったパターンに陥り、当たった瞬間から出球が左右に散らばります。打った瞬間にOB、なんてことまである。

出球を真っすぐにするには、遠いフェース面ではなく、右手のヒラを意識しましょう。構える前にフェースを目標に向けてソールしたら、右手のヒラをヨコから当てて、フェース面と同じ方向を向くようにします。

右の平手でバシーンとボールを打つ

インパクトで右手のヒラが目標に向くように、平手打ちのイメージで振れば、ボールは真っすぐ飛び出す

インパクトで右手のヒラが目標に向くように、平手打ちのイメージで振れば、ボールは真っすぐ飛び出す

握るときも右手のヒラの向きを意識。指で握って、手のヒラを“ドラえもん”みたいに丸めないよう注意してください。手のヒラの方向感覚が失われてしまいます。スイングでは平手でバシーンとボールを打つイメージ。インパクトで右手のヒラを目標に向ければ、フェース面がシンクロしてスクエアに戻ってきます。

スライスが出やすいなら、左手をかぶせて握ろう

スクエアな右手に対して、左手を上からかぶせてフックに握る。そのときに右手が開かないように注意

スクエアな右手に対して、左手を上からかぶせてフックに握る。そのときに右手が開かないように注意

それでもフェースが開いてしまうという人は、右手はフェースとスクエアにしたまま、左手をかぶせてフックで握ってみましょう。これだけでフェースが開きにくくなるのです。右手はスクエア、左手はフックと覚えてください。
(この記事は2020年8月13日発売のALBA802号に掲載されました)

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1軸ブレ防止には首を付け根を意識する
2体の開きを抑えるには〜左耳でインパクトの音を聞く
3自然体アドレス〜「上体が右に傾く」が正解
4飛距離アップ!腕を伸ばしてテークバック&フォロー
5リキみを抜く方法〜コツは下腹と呼吸にあり
6真っすぐ飛ばすグリップ〜右手のヒラとフェースを合わせる
長谷川 泰之
はせがわ・やすゆき/78年生まれ。新潟県出身。PGA公認ティーチングプロ。東京の代官山にあるK's Island Golf Academyで100切りゴルファーからシングルまで幅広く指導している。「バランスボールで身につく、理想的なシークエンススイング」というテーマで、2019年のPGAティーチングプロアワード優秀賞を受賞した。
連載

3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ【ALBA本誌連動】

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