【ゴルフの90切り】フォローだけでボールを持ち上げて、フェースに乗る感覚を身に付けよう!
90を切るには、パーオンを逃がしたホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。アプローチを1つ先のレベルに押し上げるには、『フェースにボールを乗せる』感覚が不可欠。ウェッジ1本で球の高さやスピン量を自在に操る、伊澤秀憲に聞いてみよう。
配信日時:2021年2月3日 03時00分
『フェースに乗る感覚』があれば、高さもスピードも操れる
アプローチで高さやスピードをコントロールするには、「強く押し込む」や「ボールを切る」、「ちょっと持ち上げる」など、ウェッジがボールにコンタクトする瞬間にイメージを出すことも大事。そのためにはまず、『フェースにボールを乗せる感覚』をつかんでおきたいんです。とても繊細なことですが、決して難しいことではありません。フェースに乗る感覚が身に付けば、ゆっくり振ってやわらかく打てるので、距離感も合いやすくなります。
バックスイングなしで全身を使ってボールを拾い上げる
バックスイングしないで、フォローだけでボールを拾うドリルをやってみてください。手先でヘッドを動かすのではなく、体とクラブを一体化させ、全身を使ってボールを拾い上げます。速く振ろうとするのではなく、ゆっくり同じスピードで振るとボールは落ちません。ヒザの高さまで乗せられれば合格、頭の上まで乗せられれば名人級です。
手首の角度をキープしたまま、体幹でボールを前に飛ばすコツを覚えると、フェースの動きが安定し、ボールに力を伝えやすくなります。アプローチだけでなくフルショットも上達しますよ。
手首の角度をキープしたまま、体幹でボールを前に飛ばすコツを覚えると、フェースの動きが安定し、ボールに力を伝えやすくなります。アプローチだけでなくフルショットも上達しますよ。
(この記事は2018年11月8日発売のALBA760号に掲載されました)
レッスン内容を映像で見る|13分0秒
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1 | ボールをつかまえるには…ヘッドは右! |
2 | フェースにボールを乗せたアプローチ |
3 | ラフからのロブショット!フェースの開閉でしっかり寄せ切る |
4 | フォローの大きさで距離を打ち分ける |
伊澤秀憲
いざわ・ひでのり/ 91年生まれ。神奈川県出身。ジュニア時代から友人の石川遼のスイング相談役を務める。“フック回転”のアプローチは石川も練習でよく行う。YouTubeでは“アプローチの神”と紹介され、スピンの方向や量、ボールの高さを組み合わせたバリエーションはまさに神レベル。伊澤利光の甥っ子でもある。
いざわ・ひでのり/ 91年生まれ。神奈川県出身。ジュニア時代から友人の石川遼のスイング相談役を務める。“フック回転”のアプローチは石川も練習でよく行う。YouTubeでは“アプローチの神”と紹介され、スピンの方向や量、ボールの高さを組み合わせたバリエーションはまさに神レベル。伊澤利光の甥っ子でもある。
連載
3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】