【ゴルフの100切り】スライス矯正は“テークバック”が大事 水入りペットボトルを体幹で引ける?
100を切るにはつまらないダボを防ぐこと。ドライバーでOBを一発打つだけで2打損をする。コース内に収まるくらいのドライバーの精度があれば100は切れるのだ。ボールをつかまえようとすると、ヘッドが上から入ってかえってスライスを招く。テークバックでは体幹を使って低くヘッドを引けばアッパー軌道で打てる!
配信日時:2021年2月8日 03時00分
ドライバーは低い位置からアッパー軌道でとらえたい
ドライバーは唯一、ティアップしたボールを打つ想定で作られたクラブです。ヘッドが最下点を過ぎて上昇する過程でボールにコンタクトする。つまり、アッパー軌道でボールをとらえることが最大飛距離を得る条件になるわけです。
ところが、「ボールがつかまらない」と悩む人の多くは、インパクトでボールをつかまえようとしてヘッドが上から入っています。これではスピンがかかりすぎて飛ばないスライスになるか、引っかけが出てしまうんです。
ところが、「ボールがつかまらない」と悩む人の多くは、インパクトでボールをつかまえようとしてヘッドが上から入っています。これではスピンがかかりすぎて飛ばないスライスになるか、引っかけが出てしまうんです。
アッパー軌道の練習には、水入りペットボトルが最適
アッパー軌道でとらえるために重要なのは“テークバック”。手先でなく、体幹を使ってヘッドを低く引くことです。練習では水入りのペットボトルをヘッドの後ろに置いて、テークバックしてみてください。重くて手先では上げられないので、体幹で低く引けるようになります。
ダウンスイングでヘッドがこの軌道に戻ってくれば、アッパー軌道でボールを押せます。さらに、いつもよりティアップを1センチくらい高くしてみましょう。ヘッドが上から入るとボールの下をくぐってしまうため、アッパー軌道の意識が高まります。
ダウンスイングでヘッドがこの軌道に戻ってくれば、アッパー軌道でボールを押せます。さらに、いつもよりティアップを1センチくらい高くしてみましょう。ヘッドが上から入るとボールの下をくぐってしまうため、アッパー軌道の意識が高まります。
(この記事は2018年2月8日発売のALBA742号に掲載されました)
■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
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大西翔太
おおにし・しょうた/ 92年生まれ。千葉県出身。片山晋呉、宮本勝昌、星野陸也らを輩出した茨城県の名門、水城高校ゴルフ部で腕を磨いた。2015年より青木瀬令奈のキャディ兼コーチを務める。16年にPGAティーチングプロ資格を取得し、ジュニア育成も行っている。19年に開設したYouTubeチャンネル、「TST GOLF CHANNEL」ではゴルフの“楽しさ”を発信。21年に伊藤有志との結婚を発表した大西葵の実兄でもある。
おおにし・しょうた/ 92年生まれ。千葉県出身。片山晋呉、宮本勝昌、星野陸也らを輩出した茨城県の名門、水城高校ゴルフ部で腕を磨いた。2015年より青木瀬令奈のキャディ兼コーチを務める。16年にPGAティーチングプロ資格を取得し、ジュニア育成も行っている。19年に開設したYouTubeチャンネル、「TST GOLF CHANNEL」ではゴルフの“楽しさ”を発信。21年に伊藤有志との結婚を発表した大西葵の実兄でもある。
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3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ【ALBA本誌連動】