JLPGAプロテスト合格を目指す若手女子ゴルファーが、レベルアップするために戦う新ツアー『マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー』に参戦する選手たちによるレッスン番組『教えて★ヒロイン』。

今回は、同ツアーでつねに上位の成績を収めている加藤沙弥が、アプローチのよくある状況での打ち方をわかりやすくレッスンしてくれた！

【動画で学ぶ！】教えて★ヒロイン！加藤沙弥〜1パット圏内に寄せるアプローチ技

今回は私が普段からやっている状況別のアプローチの打ち方を紹介します。まずはピンまで30ヤードほどの状況でのランニングアプローチの打ち方です。

私はアプローチの際には、基本的には、ピッチングウェッジ、52度、58度を持っていきますが、このような“ラフの距離が5ヤードで、エッジからピンまでが20ヤード以上”の状況では、ピッチングウェッジを使って“コロがしのアプローチ”をするようにしています。

ピッチングウェッジはロフトが立っているので、右足の外側にボールを置くなどをせずに、右足の内側から真ん中寄りにセットします。テークバックはインサイドに引かないように気をつけて、真っすぐ後ろに引きましょう。

手打ちになってしまうと、力が入ってしまったり、テンポがバラバラになって打ち急いでしまったりするので、私は足踏みをするようなイメージでリズムをとってテークバックをしています。大げさに表現すると、バックスイングで左足カカトが浮く…打ってからフォローでは右足カカトが浮く…といったイメージですね。

58度のウェッジでフェースを閉じてランニングアプローチを打つことも可能ですが、スピンのかかり具合がバラバラになりやすいので、ピッチングウェッジの安定した結果が出ると思います。

逆にエッジからピンまでの距離が短くて、ランニングアプローチでは難しい場合は、58度でピッチショットを打ちます。フェースを開いて、ボールの位置は左足寄りにセットし、オープンスタンスに。私はリーディングエッジがピン方向を向けてからスタンスを合わせるやり方をしています。

オープンスタンスなので、ピンに向かって真っすぐのラインではなく、スタンスに合わせてテークバック〜バックスイングを上げていくのが大事。私は自分が思っているよりも外側に上げる意識を持っていますね。手首を返すことなく、フェースをターンさせることなく、アドレスの状態を維持したまま、フェースにボールを乗せていくイメージで打ってください。

教えて★ヒロイン！加藤沙弥〜切り返しのタイミングを覚えるための「連続打ち」【動画】

教えて★ヒロイン！加藤沙弥〜アウトサイド軌道を直すための「切り返し2回練習法」【動画】

【GOLF Net TVって何？】2017年よりスタートしたゴルフ専門動画配信サービス。男女ツアーで活躍するトッププロ、実績のあるティーチングプロらを起用し、上達に繋がるレッスン番組を数多く配信。また試合中に見ることのできないプロの素顔に密着するバラエティ番組も定期更新。⇒GOLF Net TVで最新レッスン番組をチェック!!

【マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーってどんなツアー？】プロテスト合格を目指す25歳以下の若手女子ゴルファーが経験を積むための場を提供する新たなゴルフトーナメント。2019年に発足し、同年は年間11試合を開催。2020年も年間ツアーを開催予定。詳しくは公式WEBサイト（ https://nextheroinegolftour.jp/）をチェック!!

2020年「ゼビオグループチャレンジカップ」で8アンダーを叩き出し、優勝を手にした北海道出身・22歳の山田彩歩が、得意とするショートアイアンの練習法について解説してくれました！

⇒アプリダウンロードはこちらから
⇒アプリダウンロード済の方はこちらから番組詳細へ

ALBA TROSS-VIEW (アルバトロス・ビュー) 2021年 2/25号 [雑誌] 価格：689円（税込、送料無料) (2021/2/10時点)