【ゴルフの90切り】フルショットできない40〜70ヤードは、“クロスシャドー”で距離感ピッタリ!
90を切るには、パーオンを逃したホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。フルショットするには短く、グリーン周りよりは長い40〜70ヤードの距離感を身につける練習法とは?
配信日時:2021年3月3日 03時00分
手をクロスさせてのシャドーで、体の回転が一定になる
フルショットできない40〜70ヤードの中途半端な距離のアプローチ。多くの人に苦手意識があるのは、スイングの強さと速さを基準にしているからです。同じ振り幅で振っても、その日の調子によって強さと速さは異なるため、距離感にバラツキが出てしまうんです。
何度振っても同じ距離感を出すために、手先を使わず体の回転を一定にして出球を揃えます。その感覚を練習できるのが、「クロスシャドー」です。左手を上にして両手の甲を合わせ、クロスさせることで、右手首の角度が保たれたままクラブを振り抜けます。
何度振っても同じ距離感を出すために、手先を使わず体の回転を一定にして出球を揃えます。その感覚を練習できるのが、「クロスシャドー」です。左手を上にして両手の甲を合わせ、クロスさせることで、右手首の角度が保たれたままクラブを振り抜けます。
手が使えないので、体の回転とクラブの一体感を出せる
また、どちらかの手の力が強くなると、手が体から離れたり、右手だけで押したりするので、悪い動きがすぐにわかります。手を使わずに、クラブと体の一体感を出して振る感覚をつかんでください。
(この記事は2020年7月9日発売のALBA800号に掲載されました)
■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
大山トギ
おおやま・とぎ/ 83年生まれ。14歳でゴルフを始め、留学先のオーストラリアで腕を磨いた。2020年のPGAティーチングプロアワードでは、グリップの基本をわかりやすくする練習器具、「グリップファインダー」を発表し優秀賞を受賞。そのほかにもゴルフの上達を助ける練習器具の開発に取り組んでいる。
おおやま・とぎ/ 83年生まれ。14歳でゴルフを始め、留学先のオーストラリアで腕を磨いた。2020年のPGAティーチングプロアワードでは、グリップの基本をわかりやすくする練習器具、「グリップファインダー」を発表し優秀賞を受賞。そのほかにもゴルフの上達を助ける練習器具の開発に取り組んでいる。
ALBA 815号 最新号はこちらから!
連載
3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】