【ゴルフの90切り】ベアグラウンドからのアプローチは、腰を開いて5番ウッドでコロがそう
90を切るには、パーオンを逃したホールでいかにパーを拾うかが大事。難しいライなら確実にグリーンに乗せ、花道などのやさしいライからは1パット圏内に収めたい。ウェッジで打つのが難しいベアグラウンドは、5番ウッドで寄せるのがいい。
配信日時:2021年3月10日 03時00分
ソールが広い5番ウッドなら、大きなミスが出にくい
ベアグラウンドのようにダフりやすいライでは、ソール幅が広いフェアウェイウッドでのアプローチが有効になります。緩やかな軌道で振れば、多少ダフってもソールが滑ってヘッドが前に出るので、大きなミスになりにくいんです。
私の場合は5番ウッドを使います。右手がシャフトにかかるくらい短く握り、ボールの近くに立ってください。さらに、腰を開いて構えます。こうすると、余ったグリップエンドが邪魔にならず、スムーズに振り抜くことができるのです。
私の場合は5番ウッドを使います。右手がシャフトにかかるくらい短く握り、ボールの近くに立ってください。さらに、腰を開いて構えます。こうすると、余ったグリップエンドが邪魔にならず、スムーズに振り抜くことができるのです。
ヘッドが鋭角に入らないように、左ヒジにゆとりを持たせる
ボールは体の中心からやや左足寄りに置き、ヘッドを緩やかな軌道で下ろします。クラブを緩く握り、左ヒジを曲げて腕にゆとりを持たせれば、ヘッドが上から鋭角に入らずにきれいに抜けます。グリーン手前にキャリーさせ、コロがしてグリーンに乗せましょう。出球が強いので、はじめは距離感が難しいかもしれませんが、小さく振ることでミート率が高まるので、ダフってショートするミスはなくなりますよ。
(この記事は2020年6月25日発売のALBA799号に掲載されました)
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4 | プロ級スピンアプローチ 打つための3つのコツ |
大山トギ
おおやま・とぎ/ 83年生まれ。14歳でゴルフを始め、留学先のオーストラリアで腕を磨いた。2020年のPGAティーチングプロアワードでは、グリップの基本をわかりやすくする練習器具、「グリップファインダー」を発表し優秀賞を受賞。そのほかにもゴルフの上達を助ける練習器具の開発に取り組んでいる。
おおやま・とぎ/ 83年生まれ。14歳でゴルフを始め、留学先のオーストラリアで腕を磨いた。2020年のPGAティーチングプロアワードでは、グリップの基本をわかりやすくする練習器具、「グリップファインダー」を発表し優秀賞を受賞。そのほかにもゴルフの上達を助ける練習器具の開発に取り組んでいる。
連載
3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす【ALBA本誌連動】