ALBA Net  ゴルフ
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【ゴルフの100切り】脱スライスには腕の動きが大事 ヒジから先を回してボールをつかまえよう!

【ゴルフの100切り】脱スライスには腕の動きが大事 ヒジから先を回してボールをつかまえよう!

100を切るにはつまらないダボを防ぐこと。ドライバーでOBを一発打つだけで2打損をする。コース内に収まるくらいのドライバーの精度があれば100は切れるのだ。ドライバーでボールがつかまらないなら、ヒジから先を回してスライスから卒業しよう。

配信日時:2021年3月15日 12時00分

ダウンスイングでヒジから先を回していくことで、フェースがターンしてボールがつかまる
ダウンスイングでヒジから先を回していくことで、フェースがターンしてボールがつかまる

ゴルフクラブは、ヒジから先を回す動きが必要

野球のバットと違い、ゴルフクラブはシャフトの軸線上に重心がなく、飛び出たヘッドの先に重心があります。このような道具でボールを打つには、ヘッドがターンするように動かさなければいけません。バットのように振ってもボールがつかまらないのです。

そこで必要になるのがヒジから先の回転です。正確には回内、回外と言い、内方向への回転が“回内”、外方向への回転が“回外”になります。

ボールをつかまえるにはダウンスイングで両ヒジから先の前腕部を左へ回す(右前腕は回内、左前腕は回外)ことが絶対条件。骨格的に回る構造を持つヒジから先の動きを、しっかり使ってスイングします。

ヒジから先を回さないと、手首のコックがほどけてしまう

ヒジから先を回す動きが使えないと、手首のコックが早くほどけ、飛ばないすくい打ちの原因になる

ヒジから先を回す動きが使えないと、手首のコックが早くほどけ、飛ばないすくい打ちの原因になる

ターンのタイミングはスイングスピードによって違うので、各々で自分に合ったタイミングを見つけてもらう必要がありますが、スイングにこの動きが入っていないプロは一人もいません。なぜなら、回内、回外が使えないと手首のコックが早くほどけて、ボールが飛ばないからです。

両ヒザ立ちドリルで、フェースターンを身につけよう

ヒジから先を回さないと、ヒザ立ちスイングでボールに当てることができない

ヒジから先を回さないと、ヒザ立ちスイングでボールに当てることができない

ヒジから先を回す練習法として、両ヒザ立ちでボールを打つのがオススメです。下半身が使えないので、ヘッドがインパクトで立つようにターンさせないと、ダフってまともに当たりません。ダフらずに真っすぐ飛ばせるようになったら、普通に立って打ってみてください。つかまったボールが打てるはずですよ。
(この記事は2018年4月26日発売のALBA747号に掲載されました)

■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
真弓伸仁
まゆみ・のぶひと/ 75年生まれ。神奈川県出身。研修生を経て09年にUSGTF(United States Golf Teachers Federation)の資格を取得し、レッスン活動を開始。セルヒオ・ガルシアのダウンスイングの深いタメと、アダム・スコットの姿勢の良さが好き。現在は東京ゴルフスタジオで多くのアマチュアを指導している。

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