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    【ゴルフの80切り】クラブを真下にストンと落として、“クラブの重さ”でダウンブローを作ろう

    80を切るならアイアンのパーオン率を上げて、悪くてもパー、あわよくばバーディというホールを増やしていきたい。アイアンショットを1つ上のレベルに上げるために、腕力に頼らない“ダウンブロー”を覚えよう。

    配信日時:2021年3月26日 03時00分

    • レッスン
    目次 / index
    ダウンスイングでクラブを離したとき、グリップエンド側からほぼ垂直にクラブが落ちる力感を覚えよう
    ダウンスイングでクラブを離したとき、グリップエンド側からほぼ垂直にクラブが落ちる力感を覚えよう
    • 上級者はインサイドから下ろす意識が強いため、腕力を使うほど体が早く開く。ダウインスイングでクラブを離すと、クラブはヨコに倒れて落ちる
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    クラブがグリップエンド側から“タテ”に落ちれば合格

    80切りを目指すレベルの人は、すくい打ちを卒業し、ある程度はダウンブローに打てているはず。しかし「腕力」に頼ったダウンブローでは、クラブの入射角がバラついてしまい、タテの距離感が合いません。

    正しいダウンブローは「クラブを真下にストンと落とす」イメージです。上体の力を抜いてクラブの重さを利用すれば、クラブが立って下りてきて入射角が安定。スピンもしっか利きます。実際に手からクラブを離してみるのも効果的で、グリップエンド側からタテに落ちれば合格です。

    クラブが“ヨコ”に倒れて落ちる人は、腕力に頼りすぎ

    上級者はインサイドから下ろす意識が強いため、腕力を使うほど体が早く開く。ダウインスイングでクラブを離すと、クラブはヨコに倒れて落ちる

    上級者はインサイドから下ろす意識が強いため、腕力を使うほど体が早く開く。ダウインスイングでクラブを離すと、クラブはヨコに倒れて落ちる

    クラブがヨコに倒れたり、クラブを離せない人は、いつも腕力に頼っている証拠。そういう人はダウンブローに下ろせても、「球が上がらない」、「ヘッドが抜けない」といったミスが出ます。

    タテに落とすには、切り返しで胸の麺を右に向けたままクラブが下りてくるのを待つことが大切。すると下半身が先行し、理想的なダウンブローになるのです。
    鹿島田 明宏
    かしまだ・あきひろ/65年生まれ。名門・日本大学ゴルフ部では主将を務め、92年にプロ入り。アイアンの名手・安田春雄を師と仰ぎ、90年代には国内男子ツアーに出場した経験もある。従来の常識にとらわれないレッスンが好評で、それぞれのゴルファーに合った自然でシンプルなスイングを提案している。

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