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【ゴルフの100切り】脱“動きすぎ”でつかまるインパクト! 腰を止めて上体を左右に揺すろう

【ゴルフの100切り】脱“動きすぎ”でつかまるインパクト! 腰を止めて上体を左右に揺すろう

100を切るにはつまらないダボを防ぐこと。ドライバーでOBを一発打つだけで2打損をする。コース内に収まるくらいのドライバーの精度があれば100は切れるのだ。飛ばそうとしてバックスイングで体を回しすぎると、インパクトで戻せずにスライスする。これを防ぐには?

配信日時:2021年3月29日 12時00分

腰が右に回りすぎると、インパクトで右に体重が残る

バックスイングで腰を右に回しすぎると、インパクトまでに戻しきれずに右に体重が残る。これがつかまらない原因

バックスイングで腰を右に回しすぎると、インパクトまでに戻しきれずに右に体重が残る。これがつかまらない原因

トップからダウンスイングでは、体の重心が左に移ることによって軸も左になります。左軸で打てれば誰でもボールがつかまるのですが、残念ながらアマチュアの多くは右重心のままかち上げるように打っています。インパクトで右腰が引けてボールがつかまらないのはそのためです。

原因はスイング中に体や腰を回しすぎてしまうこと。特にバックスイングで腰を大きく右に向けると、インパクトまでに戻せません。そのため、体が右に残ってつかまらないのです。

回す意識はゼロ! 両手でクラブを持って上体を揺する

両手でクラブを持って上体を右へ揺すると、重心は勝手に右に移動する。今度は上体を左に揺すると、軸も左へ移動する。回す意識はいらない

両手でクラブを持って上体を右へ揺すると、重心は勝手に右に移動する。今度は上体を左に揺すると、軸も左へ移動する。回す意識はいらない

これを防ぐには腰を回さないこと。写真のように両手でクラブを持って、上体を左右に揺する感じで振ってみましょう。腕の振りに合わせて動けば腰も体も勝手に回ります。むしろ意識的に回すより適度に動けるので左への軸移動がスムーズにいくのです。

さらに、両足を揃えてから右足を少し引いてツマ先立ちにし、左足体重で打つ練習をすると、左軸で打つ感覚がわかりますよ。
上体を左右に揺する意識で振ることで、過剰な回転や体重移動がなくなる。スムーズに体が動いてボールがつかまる

上体を左右に揺する意識で振ることで、過剰な回転や体重移動がなくなる。スムーズに体が動いてボールがつかまる

(この記事は2018年6月14日発売のALBA750号に掲載されました)

■3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ
■3段階レベル別上達法〜90切り〜アプローチの種類を増やす
■3段階レベル別上達法〜80切り〜アイアンの状況別に備える
真弓伸仁
まゆみ・のぶひと/75年生まれ。神奈川県出身。研修生を経て09年にUSGTF(United States Golf Teachers Federation)の資格を取得し、レッスン活動を開始。セルヒオ・ガルシアのダウンスイングの深いタメと、アダム・スコットの姿勢の良さが好き。現在は東京ゴルフスタジオで多くのアマチュアを指導している。

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3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ【ALBA本誌連動】

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