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【ゴルフの100切り】ドライバーの“テンプラ”を撲滅! アドレスで上体を右に傾けよう

【ゴルフの100切り】ドライバーの“テンプラ”を撲滅! アドレスで上体を右に傾けよう

100を切るにはつまらないダボを防ぐこと。ドライバーでOBを一発打つだけで2打損をする。コース内に収まるくらいのドライバーの精度があれば100は切れるのだ。OBにはならないけれど、高く上がって大きく飛距離をロスする“テンプラ”は痛い。アドレスで対策しよう。

配信日時:2021年7月12日 12時00分

ドライバーはダウンブローに打つとテンプラしやすい

上体が左に傾いてクラブがダウンブローに入ると、フェースの上っ面に当たるテンプラが出やすい

上体が左に傾いてクラブがダウンブローに入ると、フェースの上っ面に当たるテンプラが出やすい

インパクトでヘッドがボールの下に入り、フェースの上っ面に当たって起こるテンプラ。ボールを強く叩こうとしてスイング軸が左に傾き、ヘッドが上からダウンブローで入るのが原因です。ティを打ってしまい、ヘッドの芯でボールをヒットできません。

アッパーブローで打つために、高くティアップする

アッパーブローに打つことがテンプラを防ぐポイント。上体を右に傾けてアドレスしたら、その角度をキープしたままカチ上げるように高く振り抜く

アッパーブローに打つことがテンプラを防ぐポイント。上体を右に傾けてアドレスしたら、その角度をキープしたままカチ上げるように高く振り抜く

一番のテンプラ対策は軸を右に傾けたまま確実にアッパー軌道でヒットすること。ボールを左に置くドライバーでは、上体(=スイング軸)が右に傾くのが正しいアドレス。インパクトからフォローまでその傾きをキープしておくのです。

これを身につけるには、いつもより高くティアップしたボールを打つのがおすすめです。右足に体重が残ってもいいので、下からカチ上げるようなイメージで打てるとテンプラしないだけでなく、アッパーブローで打てて飛ぶようになりますよ。

左ツマ先立ちドリルで、左への突っ込みを撲滅

右足体重でアドレスし、左足はツマ 先立ちでオープン気味に立つ。ほぼ右足一本で立った状態をキープしたままスイングする

右足体重でアドレスし、左足はツマ 先立ちでオープン気味に立つ。ほぼ右足一本で立った状態をキープしたままスイングする

練習法としては、右足一本立ちで打つのがおすすめです。アドレスで左足をツマ先立ちにし、右足一本で立つ感じにしてそのまま振る。左ツマ先を少し引いてオープン気味に構えてもOKです。ラウンドなら素振り、練習場ならボールを打ってもいいでしょう。

この体勢だとバランスを取らないと打てないので上半身が突っ込めません。結果的に頭をボールの右にキープして打てる。体の右サイドで円を描くスイングになるため、アッパーブローに打ててボールが上がるようになります。
(この記事は2021年1月14日発売のALBA812号、2021年1月28日発売のALBA813号に掲載されました)

レッスン内容を映像で見る|2分48秒



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1チョロ防止!ティ打ちドリルでヘッドが浮かない
2ダブり防止!理想の入射角を手に入れるドリル
3左へのミス対策!スイング軌道を矯正するドリル
4ヒールに当たる軌道を修正するドリル
5テンプラ撲滅!軸を右に傾け、アッパー軌道を作る
6右片足立ちで高弾道を手に入れる
7ミート率をアップして飛ばす
赤坂友昭
あかさか・ともあき/85年生まれ。福岡県出身。プロ転向後、QTを受けてJGTOツアーカードを取得。東京四谷にある『トータルゴルフフィットネス』でトレーニングを学び、メンタルトレーニングにも精通している。クラブの使い方、運動力学、運動学習をベースに、ゴルフの物理的な側面からレッスンを行う。

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3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ【ALBA本誌連動】

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