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【ゴルフの100切り】ドライバーの飛ばないヒールヒットは、ボールの外側に仮想ティをイメージすれば直る!

【ゴルフの100切り】ドライバーの飛ばないヒールヒットは、ボールの外側に仮想ティをイメージすれば直る!

100を切るにはつまらないダボを防ぐこと。ドライバーでOBを一発打つだけで2打損をする。コース内に収まるくらいのドライバーの精度があれば100は切れるのだ。飛ばないスライスの原因にもなるヒールヒットを防ぐには?

配信日時:2021年7月19日 12時00分

ヒールヒットは「手打ち」と「遠心力」が原因

ボールに手先で合わせる「手打ち」だと、シャフトの先端がボールに向かうためヒールに当たりやすい。結果、右肩が前に出てカット軌道になる

ボールに手先で合わせる「手打ち」だと、シャフトの先端がボールに向かうためヒールに当たりやすい。結果、右肩が前に出てカット軌道になる

アマチュアはドライバーの先っぽ、トゥヒットに比べて、根元側のヒールヒットするミスが圧倒的に多いです。その理由は「手打ち」にあります。クラブを握ると、持ち手の延長がシャフトの先端、ヘッドで言えばヒール側になることがわかります。多くの人は手先で帳尻を合わせて当てにいきますが、そうなると持ち手の延長線上、つまりヒールヒットになりやすいのです。ボールに当てにいって右肩が前に出ると、カット軌道のスライスが出たり、ボールに当たり負けて引っかけも出る。当然どちらも飛びません。

また、ヘッドスピードが速いドライバーの場合は「遠心力」が大きくかかります。短いクラブを振っている時と比べて手元が外に引っ張られる格好になる。その結果、インパクトでヘッドが外側に膨らみ、やはりヒール側でヒットしてしまいます。

ボールの外側にゴムティをイメージし、当てないように打つ

ボールに外側に仮想のゴムティをイメージして、それに当たらないように打つとヒールヒットを防げる。シャフトの先端がボールの手前を通過するイメージでもいい

ボールに外側に仮想のゴムティをイメージして、それに当たらないように打つとヒールヒットを防げる。シャフトの先端がボールの手前を通過するイメージでもいい

対策としては、ボールの外側にゴムティをイメージし、それに当たらないように振ると、ヒールヒットを防げます。練習場では近づけ過ぎないように注意してボールの空き箱などを置いてもいいでしょう。ラウンドだったらクラブを逆さに持ち、グリップエンドがティの手前を通過するように素振りを繰り返してから打つのがおすすめです。
ラウンド中に芯に当たっていないと感じたら、クラブを逆さに持って、何度かティの手前を振り抜いてから打ってみよう

ラウンド中に芯に当たっていないと感じたら、クラブを逆さに持って、何度かティの手前を振り抜いてから打ってみよう

(この記事は2020年12月24日発売のALBA811号に掲載されました)

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1チョロ防止!ティ打ちドリルでヘッドが浮かない
2ダブり防止!理想の入射角を手に入れるドリル
3左へのミス対策!スイング軌道を矯正するドリル
4ヒールに当たる軌道を修正するドリル
5テンプラ撲滅!軸を右に傾け、アッパー軌道を作る
6右片足立ちで高弾道を手に入れる
7ミート率をアップして飛ばす
赤坂友昭
あかさか・ともあき/85年生まれ。福岡県出身。プロ転向後、QTを受けてJGTOツアーカードを取得。東京四谷にある『トータルゴルフフィットネス』でトレーニングを学び、メンタルトレーニングにも精通している。クラブの使い方、運動力学、運動学習をベースに、ゴルフの物理的な側面からレッスンを行う。
連載

3段階レベル別上達法〜100切り〜ドライバーのOBを防ぐ【ALBA本誌連動】

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