100切りを目指しているけど、なかなか切れないゴルファーの傾向として、インパクトでボールを打って終わりになってしまっていることが挙げられますが、フィニッシュまでしっかりと振りぬくことが大事になってきます。

インパクトに意識を向けすぎると、手元に力が入ってしまい、カットスライスにもなりやすいので“フィニッシュをとる”というフォローの意識をもっていただきたいですね。

フォロー〜フィニッシュでは左足にしっかりと体重が乗り、ターンをする。ターンをするときにカラダを回すことも大事なのですが、ヘッドを走らせることも大事になります。ヘッドの遠心力をつかって、打ち終わったときに、シャフトが背中に当たって戻ってくるイメージで振ることを心掛けてみてください。

吉田洋一郎(よしだ・ひろいちろう)｜1978年8月24日生まれ。北海道出身。世界4大メジャータイトル21勝に貢献した世界No.1のゴルフコーチ、デビッド・レッドベター氏を2度にわたって日本へ招聘し、世界一流のレッスンメソッドを直接学ぶ。毎年数回、アメリカ、ヨーロッパに渡り、ゴルフに関する心技体の最新理論の情報収集と研究活動を行っており、欧米の一流インストラクター約100名に直接学び、世界中のスイング理論を研究している。海外ティーチングの講習会、セミナーなどで得た資格は20以上にのぼる。