吉田優利|ピンにからむアプローチの考え方〜状況によって打球を使い分ける
基本はコロがしのアプローチを選択するという吉田優利が、どんな状況のときに高く上げるアプローチを打つのか? 選択の判断と打ち方を詳しく解説!
配信日時:2022年3月3日 03時00分
状況によってアプローチを使い分ける【動画レッスン|3分33秒】
高く上げるアプローチの打ち方
ショートサイドやグリーン奥に外してしまった際に、上げるアプローチを使うことがありますが、高く上げるアプローチでは、ボールを左に置きます。ドライバーを打つ際のボール位置くらいでセットして、スタンスは広く取り、少しボールから離れる。離れた分だけ、腰を下げて低く構えます。
ここで大事なのが、クラブをギリギリまで長く持つことです。高い球はリスクを負うショットなので、なるべくミスをしたくない状況が多いですが、支点である手元をなるべく動かさず、作用点であるヘッドだけを大きく動かすことによって、うまくボールにコンタクトしやすい状況を作ります。
ここで大事なのが、クラブをギリギリまで長く持つことです。高い球はリスクを負うショットなので、なるべくミスをしたくない状況が多いですが、支点である手元をなるべく動かさず、作用点であるヘッドだけを大きく動かすことによって、うまくボールにコンタクトしやすい状況を作ります。
ネックの方からタテに滑らせていくイメージで、バンスを滑らすように振ると簡単に球が上がります。アウトサイドにバックスイングをしすぎてしまいと、右方向に球が抜けてしまいますから、スイングの軌道はプレーンで打つのが前提です。フェースのネック側からナナメにボールを滑らせていくイメージをもってもらえると良いと思います。
吉田優利(よしだ・ゆうり) プロフィール/2000年生まれのいわゆるプラチナ世代。10歳から競技を始め、2016年にナショナルチーム入り、同学年の古江彩佳、安田祐香らとともに活躍した。 2018年には「日本女子アマ」「日本ジュニア」を制覇し、宮里藍以来の同年優勝を達成。2019年のプロテストに一発合格。2021年7月「楽天スーパー・レディース」でツアー初優勝を飾った。
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ピンにからむアプローチの考え方 | ♯1|コロがしのアプローチの注意点 |
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