Q.フェアウェイウッドを打つ際に気をつけるポイントは？

ボールの位置と、ティアップしていない分、ドライバーよりは少し鋭角に入れるイメージを持つことですね。私は少しターフを取るイメージで打っていますが、芝をこするイメージで良いと思います。払うように打つことでインパクトゾーンが長くなりますし、鋭角に入れるより、ボールを捉えやすくなる。

デメリットとしては芝生にもよりますが、レベルで振る分、ダフリやすさもあります。ですが、鋭角に打った時のダフリよりは、レベルに打った時のダフリの方がまだいい。ダウンスイングで体重が右足に残らないようにすることも大切ですね。

フェアウェイウッドに苦手意識がある方は、クラブを短く持つことで、体の動きと一体化しやすくなります。指3本分くらい短く持つことを意識して振ってみてください。

古江彩佳（ふるえ・あやか） プロフィール／2000年5月27日生まれ。アマチュア時代に安田祐香、西村優菜らとともにナショナルチームの一員として活躍した“プラチナ世代”の一人。 2019年の「富士通レディース」ではツアー史上7人目のアマチュア優勝を果たし、プロ転向を宣言した。 2020-2021年シーズンには6勝をマークした。