稲見萌寧|アイアン上達レッスン♯3〜左下に沈み込む素振り
ツアートップクラスのアイアン精度で、常に優勝争いに絡む稲見萌寧と、その技術を裏で支える奥嶋誠昭コーチが普段から行っているアイアンの練習法を紹介。#3は体重が左に乗れず、右に残ったままスイングしてしまうアマチュアにオススメの練習法。“稲見萌寧がどうしてこの練習をしているのか?”“何に気をつけているのか?”を紹介!
配信日時:2022年3月5日 23時00分
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アイアン上達レッスン♯3 左下に沈み込む素振り【動画レッスン|4分39秒】
Q. 稲見プロにこのドリルを薦めた理由は?>>奥嶋コーチ
『トップポジションで1回伸びる動きが入るのですが、そこからもう1回縮こまって、インパクトでまた伸びるという動きをしたいために、このドリルを薦めました。左に乗る意識を覚えるための練習法ですね。ダウンスイングで反力を使うために左に乗りながら縮むことが大切です。トップに上がった時は左ヒザが伸びているから、もう1回曲げて、インパクトの瞬間に伸ばすようにします。
もともと右に体重が残ったまま腕だけで振っていました。その状態だとフェースコントロールが難しいので、“少し左に体重が乗らないといけない”ということを伝えて、左下に沈み込む素振りをするようになりました。それまでは体を止めて腕を振っていましたが、手を動かさなくするためには、左に体重を乗せたり自分が回ったりしないといけません。そうしないと腕が下りてこないからです。気にするポイントは体が流れないようにすること。そのまま左に流れてしまう人が多いので注意が必要です』
『トップポジションで1回伸びる動きが入るのですが、そこからもう1回縮こまって、インパクトでまた伸びるという動きをしたいために、このドリルを薦めました。左に乗る意識を覚えるための練習法ですね。ダウンスイングで反力を使うために左に乗りながら縮むことが大切です。トップに上がった時は左ヒザが伸びているから、もう1回曲げて、インパクトの瞬間に伸ばすようにします。
もともと右に体重が残ったまま腕だけで振っていました。その状態だとフェースコントロールが難しいので、“少し左に体重が乗らないといけない”ということを伝えて、左下に沈み込む素振りをするようになりました。それまでは体を止めて腕を振っていましたが、手を動かさなくするためには、左に体重を乗せたり自分が回ったりしないといけません。そうしないと腕が下りてこないからです。気にするポイントは体が流れないようにすること。そのまま左に流れてしまう人が多いので注意が必要です』
GOLF Net TV 動画 | 稲見萌寧のレッスンを視聴する |
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アイアン上達レッスン | ♯1|左手1本打ちドリル |
アイアン上達レッスン | ♯2|ボールとスリーブケース ティを使ったドリル |
アイアン上達レッスン | ♯3|左下に沈み込む素振り |
稲見萌寧(いなみ・もね)プロフィール/1999年7月29日生まれ。2018年にプロテスト合格。19年の「センチュリー21レディス」でのツアー初優勝は、20歳の誕生日前日の“10代ラストデイ”だった。 2021年は日本勢初の五輪メダリストとなり、20-21年シーズンは賞金女王を獲得している。
奥嶋誠昭(おくしま・ともあき) プロフィール/1980年生まれ。JGTOツアープレーヤー。ゴルフを科学するスタジオ「ノビテックゴルフスタジオ」で「ギアーズ」をはじめとする様々な世界最先端機器を駆使し、科学的かつ客観的にアマチュアからツアープロまでを指導している。
奥嶋誠昭(おくしま・ともあき) プロフィール/1980年生まれ。JGTOツアープレーヤー。ゴルフを科学するスタジオ「ノビテックゴルフスタジオ」で「ギアーズ」をはじめとする様々な世界最先端機器を駆使し、科学的かつ客観的にアマチュアからツアープロまでを指導している。
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