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勝者に技アリ!
池田勇太のチップインするアプローチは左手で上げて右手で押し込む【勝者に技アリ!】
池田勇太のチップインするアプローチは左手で上げて右手で押し込む【勝者に技アリ!】
配信日時:2022年3月22日 08時00分
2017年日本オープンゴルフ選手権は、池田勇太が当時31歳の若さでナショナルオープン2度目の優勝を飾った。3日目に15番パー5でチップインイーグルを奪い、後続を引き離して単独首位で最終日を迎えた池田。最終日はスコアを落として悪い流れになったが、6番パー4でまたもチップインを見せてバーディを奪取。後続に並ばせることなく、王者のゴルフでリードを守った。勝利を呼び込んだチップインするアプローチのテクニックを本人に聞いた。
池田勇太のドライバーショット【連続写真】
「アプローチで寄せるときはスピンをかけて止まる球を打ちますが、入れる場合はランを出してラインに乗せていきます。チップインするためには、まず狙ったところに打てなくてはいけません。ヘッドを目標方向に出していけば、ボールも目標方向に飛んでいきます。私はフェースと左手甲が同じ方向を向くイメージで振っています」
フォローで左手甲を目標方向に出すことで、ボールも目標に向かって飛んでゆく。
「手首のコックはあまり使わず、左腕とクラブが一直線になるように左腕主導でバックスイングすること。そしてダウンスイング以降は、左手甲の向きが変わらないように注意して、右手でボールを押し込んでいきます。左手で上げて、右手で押し込むわけです」
このとき、フォローで右手が左手の上にくるように手元を返していくとランが出やすくなるという。
「ボールからグリーンエッジまで距離があり、エッジからピンまでも距離があるならロフトの大きい59度のウェッジ(池田は当時、59度のサンドウェッジを使用していた)が有効です。ボールからエッジまでが近くてエッジからピンまで距離があるときは、ロフトの立ったウェッジを使ってランを出します。こうした状況判断も大切です」
同じ転がしでも打ちたいキャリーとランの距離で、番手を替える。するとスイングの大きさを変える必要がない。手元の動きは小さくヘッドを大きく動かせるので、ミスを最小限に抑えて狙ったところに球を運べるのだ。状況によって番手を替え、左手で振り上げ右手でボールを押し込む。これが池田のチップインの極意だった。(2017年取材)
池田勇太のドライバーショット【連続写真】
「アプローチで寄せるときはスピンをかけて止まる球を打ちますが、入れる場合はランを出してラインに乗せていきます。チップインするためには、まず狙ったところに打てなくてはいけません。ヘッドを目標方向に出していけば、ボールも目標方向に飛んでいきます。私はフェースと左手甲が同じ方向を向くイメージで振っています」
フォローで左手甲を目標方向に出すことで、ボールも目標に向かって飛んでゆく。
「手首のコックはあまり使わず、左腕とクラブが一直線になるように左腕主導でバックスイングすること。そしてダウンスイング以降は、左手甲の向きが変わらないように注意して、右手でボールを押し込んでいきます。左手で上げて、右手で押し込むわけです」
このとき、フォローで右手が左手の上にくるように手元を返していくとランが出やすくなるという。
「ボールからグリーンエッジまで距離があり、エッジからピンまでも距離があるならロフトの大きい59度のウェッジ(池田は当時、59度のサンドウェッジを使用していた)が有効です。ボールからエッジまでが近くてエッジからピンまで距離があるときは、ロフトの立ったウェッジを使ってランを出します。こうした状況判断も大切です」
同じ転がしでも打ちたいキャリーとランの距離で、番手を替える。するとスイングの大きさを変える必要がない。手元の動きは小さくヘッドを大きく動かせるので、ミスを最小限に抑えて狙ったところに球を運べるのだ。状況によって番手を替え、左手で振り上げ右手でボールを押し込む。これが池田のチップインの極意だった。(2017年取材)
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