ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

マジック★ゴルフメソッド|奥嶋誠昭編 #2 フェース真っすぐインパクトを実現する

マジック★ゴルフメソッド|奥嶋誠昭編 #2 フェース真っすぐインパクトを実現する

現役トッププロを指導するツアープロコーチから独自の上達プログラムを全12回で学ぶ『マジック★ゴルフメソッド』。初回シリーズは稲見萌寧、高橋彩華、木下稜介らを指導する奥嶋誠昭が登場。奥嶋コーチが考えるアマチュアゴルファーの80切りを目指すためのキーワードは“パーオン率55%”。パーオン率を高めるための第2回目のテーマは『フェース真っすぐインパクトを実現するドリル』。

配信日時:2022年3月16日 10時00分

【動画】フェース真っすぐインパクトを実現するドリル

アマチュアゴルファーの方が80切りを目指すうえで、僕が考えるキーワード『パーオン率55%』を達成するための練習法や考え方を紹介していきます。

ショットの安定性を高めるための準備として、前回は左右それぞれの手でフェースコントロールを覚える『左右片手打ち』をレッスンしましたが、今回は両手でのフェースコントロールを覚える『ボール挟みスイング』を紹介したいと思います。

腕の動きでフェースを返そうとする方は多いですが、腕の動きを抑えて、体の動きで返していくのがこのドリルの目的です。

ボールを挟むことで腕の回転を抑えることができ、フェースの動きも抑えることができる。それにより、よりインパクトゾーンが長く、真っすぐとりやすくなっていきます。スイング中は一瞬なので“フェースの動きを考える”ことはできません。ドリルを反復することでフェースコントロールの意識を体に覚えさせることが重要です。

腕のローテーション具合を把握するため、アドレスではボールの空気穴(※マジックなどで目印をつけた場所でもOK)を正面に向けるようにしてください。その目印が左右に回らないこと(体の正面と同じ向き)を意識して球を打っていくと、フェースの向きが軌道に対してつねにスクエアを保っていってくれるので、ボールのコントロールがしやすくなります。
1 / 3
ボールを挟んだままでは大きなスイングは難しいので、スタンスは狭めで、ビジネスゾーン(3時〜9時)のふり幅)で練習していただければ良いと思います。クラブと空気穴が一直線で同じ方向を向くことを意識しておこなってみてください。
1 / 4
普段の練習をおこなう際には、?まずは左右の片手打ちを20球、?終わったらボールを挟んでのスイングを20球くらい打ってあげると、腕や体に良い感覚が残ってくるので、?ボールを外して普通にショットを打つ…いった流れを幾度か繰り返しいただくと、インパクトゾーンでのフェースコントロールの感覚がついてくると思います。
★番組デモンストレーター・青山加織の解説『アマチュアの方は腕のローテーションを多く使うといわれていて、プロの場合は腕のローテーションをなるべく使わずにフェースコンロールの精度を上げていくという違いがあります。両肩、腕の三角形を保ってその先にヘッドがある状態を作ることで、体に対してフェースがつねにスクエアであることをインパクトゾーンで体感することができます。胸が閉じてくるとフェースが閉じますし、胸が開いてくるとフェースも開く…胸でフェースのコントロールをする感覚を養えることができると思います。大きな筋肉で細かくヘッドを動かすといったイメージですね』
奥嶋誠昭(おくしま・ともあき)プロフィール|1980年3月26日生まれ。神奈川県出身。ヒルトップ横浜クラブ内の「ノビテックゴルフスタジオ」で、体とクラブの動きを3次元で計測・解析する『GEARS』(ギアーズ)をはじめとする、世界最先端機器を駆使したレッスンを行っている。

話数3か月で上達!奥嶋誠昭 パーオン率55%達成計画
#1長いインパクトゾーンでフェースをコントロール
#2フェース真っ直ぐインパクトを実現する
#3安定したスイング軌道を手に入れる
#4ショット力UPの総仕上げ
#5球を曲げてグリーンをとらえる
#6フェアウェイバンカーからグリーンをとらえる
#7ラフ・間の距離でグリーンをとらえる
#8向かい風・Par3でグリーンをとらえる
#9傾斜から高確率でグリーンを捉える
#10アライメントが狂わない構え方
#11グリーンが狙いやすい位置にティショットを置く
#12パーオンを諦めがちな状況の判断
連載

【動画】最強ツアープロコーチが教える〜マジック★ゴルフメソッド

レッスン 週間アクセスランキング


おすすめコンテンツ

関連サイト