堀琴音 再現性を高めるドライバー#1| 飛ばないスライスを飛ぶフェードに変えるクロス運動
堀琴音の再現性を高めるドライバーレッスン。右45度に飛び出す右プッシュに悩んだ堀琴音が、球筋をフェードに変更した理由を説明。球筋を変えた当初は、曲がり幅が大きく飛距離をロスしていたというが、飛ばないスライスを飛ぶフェードに変えた「クロス運動」の効用について詳しく解説!(撮影日:2021年8月5日)
配信日時:2022年3月23日 03時00分
飛ばないスライスを飛ぶフェードに変えるクロス運動【動画レッスン|4分42秒】
右プッシュをなくすため球筋をドローからフェードに変更
手首の角度を変えるか、変えないかの違いが、ドローヒッターとフェードヒッターの違いかなと思います。個人的な意見ではドローヒッターは左股関節をあまり開かずにローテーションしていくと思いますが、私は左股関節を開いてローテーションをせずに、どちらかというと手首を返さずに打ちたいと思ってます。
Q.ドローで打っていた時のミスの傾向を教えてください!
やっぱり右に出していきたいので、上体を右に傾けすぎていましたね。
Q.ドローで打っていた時のミスの傾向を教えてください!
やっぱり右に出していきたいので、上体を右に傾けすぎていましたね。
Q.ドローからフェードにする決断に不安はなかったですか?
右プッシュが嫌で脱却するためにフェードにしたので、あまりそこに恐怖感はなかったです。
最初は大げさにフェードを打つ練習をしていましたか?
最初はやっていました。ですが、あまりにも左に出してしまうと、スライスが大きくなり、真っすぐいきますが、距離ダウンしてしまうので、その部分をカバーするために、クロス運動を取り入れたら、曲がり幅も減って距離ロスも減りました。
右プッシュが嫌で脱却するためにフェードにしたので、あまりそこに恐怖感はなかったです。
最初は大げさにフェードを打つ練習をしていましたか?
最初はやっていました。ですが、あまりにも左に出してしまうと、スライスが大きくなり、真っすぐいきますが、距離ダウンしてしまうので、その部分をカバーするために、クロス運動を取り入れたら、曲がり幅も減って距離ロスも減りました。
飛ばないスライスを飛ぶフェードに変えるクロス運動
イメージとしては左右対称のクロスにいきたいので、右手引っ張るときは、左手が右足の前にいくイメージ。逆に、インパクトで左手を引っ張ったときに、右手が左足の前のイメージですね。
下半身で蹴らないと絶対飛距離が出ない。クラブを下ろす力は、下半身から連動すると思っているので、右手を引くときは上半身を捻転して、左に行くときは下半身で蹴っていくイメージです。
どちらかといえば、インパクトの時の右手が左足前にいるイメージの方が大事で、これが上手くいかないと右手を引っ張るのが浅ければ、右プッシュが出ますし、逆に左手の引っ張りが足りないときは、引っかかる原因にもなります。苦手なホールがきた時やボールを曲げたくない時には、クロス運動をしてから、素振りをして、打つような意識を持っていますね。
下半身で蹴らないと絶対飛距離が出ない。クラブを下ろす力は、下半身から連動すると思っているので、右手を引くときは上半身を捻転して、左に行くときは下半身で蹴っていくイメージです。
どちらかといえば、インパクトの時の右手が左足前にいるイメージの方が大事で、これが上手くいかないと右手を引っ張るのが浅ければ、右プッシュが出ますし、逆に左手の引っ張りが足りないときは、引っかかる原因にもなります。苦手なホールがきた時やボールを曲げたくない時には、クロス運動をしてから、素振りをして、打つような意識を持っていますね。
堀琴音(ほり・ことね)プロフィール|1996年3月3日。徳島県徳島市出身。20歳だった16年に7000万円を稼ぎ、賞金ランキング11位に躍進。初優勝がもっとも近い選手と言われたが、18年に出場34試合中27試合で予選落ちという大不振でシード落ちを経験。その後、森守洋コーチと取り組んだスイング改造が実を結び、21年の「ニッポンハムレディスクラシック」で初優勝。シード復活を果たした。
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