堀琴音 再現性を高めるドライバー#2|3時9時の振り幅でインパクトの再現性を上げる
堀琴音の再現性を高めるドライバーレッスン。トップが上がり過ぎてオーバースイングになったとしても、ビジネスゾーンといわれる、3時から9時の振り幅で正しくクラブが動けばインパクトは正確になる。彼女が実践した練習法について解説!(撮影日:2021年8月5日)
配信日時:2022年3月23日 03時00分
3時9時の振り幅でインパクトの再現性を上げる【動画レッスン|4分47秒】
トップの位置を高くして右プッシュを防ぐ
ドローヒッターはトップが低いイメージですが、いまの私は、あまりトップを低くしちゃうと右ブッシュのミスが出ますし、上から下ろして叩きたいタイプなので、トップは低くならないようにしています。
一番最高の形は、意識せずに下半身を使えること。インパクトで力を伝えるためには、『下半身を意識する』というよりも、しっかりとアドレスをして…捻転をして…という考えの方が力が入りやすいと思っています。インパクトの時にしっかり足から球に向かっていければ、自然に両モモの内側に力が入ると思うし、球にも力が伝わるので、飛ぶと思いますね。
3時から9時の振り幅でインパクトの再現性を上げる
オーバースイングでも、3時から9時のビジネスゾーンさえうまく振れていれば、スイングの形は何でもいいと思う。私は腰から腰のライン間を綺麗に整えるための練習をしています。
3時から9時の振り幅なら、9番アイアンで20〜30ヤードのキャリーのイメージです。慣れてきたら、ちょっとずつ振り幅を広げていって、最後はフルショットで打ちます。これは50ヤードくらい飛ばすイメージですね。
アドレスは普段通りで足は大げさに動いてもいい。小さな動きなので、どうしても上半身が強くなる傾向があるので、しっかり下半身も使ってあげて打っていってください。
3時から9時の振り幅なら、9番アイアンで20〜30ヤードのキャリーのイメージです。慣れてきたら、ちょっとずつ振り幅を広げていって、最後はフルショットで打ちます。これは50ヤードくらい飛ばすイメージですね。
アドレスは普段通りで足は大げさに動いてもいい。小さな動きなので、どうしても上半身が強くなる傾向があるので、しっかり下半身も使ってあげて打っていってください。
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堀琴音(ほり・ことね)プロフィール|1996年3月3日。徳島県徳島市出身。20歳だった16年に7000万円を稼ぎ、賞金ランキング11位に躍進。初優勝がもっとも近い選手と言われたが、18年に出場34試合中27試合で予選落ちという大不振でシード落ちを経験。その後、森守洋コーチと取り組んだスイング改造が実を結び、21年の「ニッポンハムレディスクラシック」で初優勝。シード復活を果たした。
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