渡邉彩香 100ヤード以内を3打で上がるアプローチの技術 #1|50〜70ヤードの中途半端な距離の打ち方
『100ヤード以内を3打で上がるためのアプローチ』をテーマに渡邉彩香が実践している技術を紹介。#1は、ウェッジでフルショットできないような中途半端な距離の打ち方(撮影日:2021年8月6日)。
配信日時:2022年3月24日 00時00分
目次 / index
#1|50〜70ヤードの中途半端な距離の打ち方【動画レッスン|5分0秒】
★ウェッジでフルショットできない距離を打つ時のポイント
課題を持っていたときは、真っすぐ構えてスクエアに振っていました。振り幅だけで距離を変えて打っていましたね。上げたりとか、強く打つことが必要になった時に、目標よりも少しオープンスタンスで構えます。オープンスタンスにすることでフォロー側にスペースができるので、振りやすくなります。オープンスタンスにすることで、カット軌道になりやすく、距離が飛ばなくなってしまうので、少しインサイドにクラブを上げて。球を包む意識を持ちながら“丸いスイング軌道”で振っていきます。
★スタンスからフィニッシュまでスイングの手順
ボールはちょっと右足寄りに置きます。若干ハンドファーストで構え、手の位置は左モモの前くらいですね。ロフトが立ってしまうので少しフェースを開きます。この状態で極端にインサイドにあげることはないですが、左ワキを締めたまま、体の回転に合わせてクラブを上げていきます。球を打った後はオープンスタンスの分、体なりに左に振り抜きます。腕が体から離れない様に意識すると球がつかまりやすいです。
★アマチュアのための練習法
いきなり50ヤードから練習するのは難しいので、10〜20ヤードの短い距離でフェースに乗る感覚をつかむことが大切です。その感覚をつかめると大きい距離でも同じように打つことができます。一定のリズムで振り子ができない人が多いと思うので、声に出してリズムを取りながら素振りをすることをおすすめします。
体重移動が多くなってしまったり、頭の位置が変わってしまうと、体に沿ったスイングが難しくなるので、『串刺しになっている体の軸で体が回るイメージ』を持つとわかりやすいと思います。ウェッジで大振りすると、ミート率が悪くなったり、予想以上に飛んだり、飛ばなかったり、というミスが出やすくなるので、なるべくコンパクトなスイングで思った距離を飛ばすことを意識しています。
課題を持っていたときは、真っすぐ構えてスクエアに振っていました。振り幅だけで距離を変えて打っていましたね。上げたりとか、強く打つことが必要になった時に、目標よりも少しオープンスタンスで構えます。オープンスタンスにすることでフォロー側にスペースができるので、振りやすくなります。オープンスタンスにすることで、カット軌道になりやすく、距離が飛ばなくなってしまうので、少しインサイドにクラブを上げて。球を包む意識を持ちながら“丸いスイング軌道”で振っていきます。
★スタンスからフィニッシュまでスイングの手順
ボールはちょっと右足寄りに置きます。若干ハンドファーストで構え、手の位置は左モモの前くらいですね。ロフトが立ってしまうので少しフェースを開きます。この状態で極端にインサイドにあげることはないですが、左ワキを締めたまま、体の回転に合わせてクラブを上げていきます。球を打った後はオープンスタンスの分、体なりに左に振り抜きます。腕が体から離れない様に意識すると球がつかまりやすいです。
★アマチュアのための練習法
いきなり50ヤードから練習するのは難しいので、10〜20ヤードの短い距離でフェースに乗る感覚をつかむことが大切です。その感覚をつかめると大きい距離でも同じように打つことができます。一定のリズムで振り子ができない人が多いと思うので、声に出してリズムを取りながら素振りをすることをおすすめします。
体重移動が多くなってしまったり、頭の位置が変わってしまうと、体に沿ったスイングが難しくなるので、『串刺しになっている体の軸で体が回るイメージ』を持つとわかりやすいと思います。ウェッジで大振りすると、ミート率が悪くなったり、予想以上に飛んだり、飛ばなかったり、というミスが出やすくなるので、なるべくコンパクトなスイングで思った距離を飛ばすことを意識しています。
渡邉彩香(わたなべ・あやか)プロフィール|ツアー通算4勝。172cmの長身から繰り出される豪快なドライバーショットに加え、丸山茂樹にレッスンを受けたというアプローチショットの精度が持ち味。
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