渡邉彩香 100ヤード以内を3打で上がるアプローチの技術 #3|スピンをかける寄せ方
『100ヤード以内を3打で上がるためのアプローチ』をテーマに渡邉彩香が実践している技術を紹介。#3はスピンをかける寄せ方。コロがしが使えず、スピンをかけて寄せる時、最も大切なのはバンスだと語る渡邉。その理由を聞く(撮影日:2021年8月6日)。
配信日時:2022年3月26日 00時00分
目次 / index
#3|スピンをかける寄せ方【動画レッスン|4分20秒】
★コロがしが使えない状況のアプローチの考え方
少し打ち上げで、コロがしが使えない状況では、エッジからピンの半分〜少し手前のところにキャリーをさせて、寄せていく。落ちてからのコロがりを計算して、あわよくばチップインを狙うようなイメージですね。ビタっと止まるよりは、ワンバウンド、ツーバウンド目ので勢いを殺すような…惰性でコロがったぶんで入ったら嬉しいな!という感覚ですね。
★スタンスからスイング軌道まで打ち方の手順
ボール位置は足の真ん中くらいで、フェースを少し開きます。手の位置が左モモの内側になるようにアドレスをします。慣れてきたら、ハンドレートにして振ることで、スピンが多く入り、コロがる距離が抑えられます。テークバックは、ストレートからちょっと外にクラブを上げる。バンスをあてて、スタンスなりに振るのが良いのかなと思います。クラブが少し右を向きますが、その分若干オープンに構えて、向いている方向に振るので、ボールは狙っている方向に出てくれると思います。
★スピンをかけて打つ時の最も大切なポイント
バンスを使うことが大事です。スピンをかけようとすると“とにかく鋭角に、強く上からクラブを入れようとする人”が多いと思いますが、逆にバンスを1番最初に芝に当てる。クラブが滑ってくれるので大きなミスを防ぐことができますし、しっかり振れるぶん、よりスピンをかけることができます。バンスを当てる感覚が掴めると、アマチュアの人でも抜け感を感じられるのではないかなと思いますね。練習場では“ダフっているのではないか?”と思うかもしれませんが、スピンをかける時は1番最初に芝にあたるのはバンスです。
少し打ち上げで、コロがしが使えない状況では、エッジからピンの半分〜少し手前のところにキャリーをさせて、寄せていく。落ちてからのコロがりを計算して、あわよくばチップインを狙うようなイメージですね。ビタっと止まるよりは、ワンバウンド、ツーバウンド目ので勢いを殺すような…惰性でコロがったぶんで入ったら嬉しいな!という感覚ですね。
★スタンスからスイング軌道まで打ち方の手順
ボール位置は足の真ん中くらいで、フェースを少し開きます。手の位置が左モモの内側になるようにアドレスをします。慣れてきたら、ハンドレートにして振ることで、スピンが多く入り、コロがる距離が抑えられます。テークバックは、ストレートからちょっと外にクラブを上げる。バンスをあてて、スタンスなりに振るのが良いのかなと思います。クラブが少し右を向きますが、その分若干オープンに構えて、向いている方向に振るので、ボールは狙っている方向に出てくれると思います。
★スピンをかけて打つ時の最も大切なポイント
バンスを使うことが大事です。スピンをかけようとすると“とにかく鋭角に、強く上からクラブを入れようとする人”が多いと思いますが、逆にバンスを1番最初に芝に当てる。クラブが滑ってくれるので大きなミスを防ぐことができますし、しっかり振れるぶん、よりスピンをかけることができます。バンスを当てる感覚が掴めると、アマチュアの人でも抜け感を感じられるのではないかなと思いますね。練習場では“ダフっているのではないか?”と思うかもしれませんが、スピンをかける時は1番最初に芝にあたるのはバンスです。
渡邉彩香(わたなべ・あやか)プロフィール|ツアー通算4勝。172cmの長身から繰り出される豪快なドライバーショットに加え、丸山茂樹にレッスンを受けたというアプローチショットの精度が持ち味。
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