マジック★ゴルフメソッド|奥嶋誠昭編 #6 フェアウェイバンカーはボールの赤道にガツン!
現役トッププロを指導するツアープロコーチから独自の上達プログラムを全12回で学ぶ『マジック★ゴルフメソッド』。初回シリーズは稲見萌寧、高橋彩華、木下稜介らを指導する奥嶋誠昭が登場。奥嶋コーチが考えるアマチュアゴルファーの80切りを目指すためのキーワードは“パーオン率55%”。パーオン率を高めるための第6回目のテーマは『フェアウェイバンカーからグリーンをとらえる』。
配信日時:2022年4月13日 00時00分
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【動画】フェアウェイバンカーからグリーンをとらえる
第6回目もセカンドショットのパーオン率を上げるためのレッスンをしていきます。今回は『フェアウェイバンカーからグリーンを捉える』がテーマになりますが、状況は縦長のバンカーで距離は約140ヤードです。アマチュアの方ですと、ここからのパーオンは4割程度かなと思います。
一番やりたくないのは“ダフる”ことなので、マネジメント面を考えても『ハーフトップ』を打つことを薦めます。ハーフトップ、もしくはトップでも良いと思います。とにかくダフらないように打ちましょう。『ハーフトップ』の打ち方ですが、ボールの赤道(写真の赤い線)あたりにクラブのリーディングエッジが当たればハーフトップしてくれます。赤い線よりも少し上にリーディングエッジが当たるとトップが出ると思います。
スタンスは、フェアウェイから打つ通常の足の幅。ボール位置はセンター。少し右足寄りにセットするとダウンブローに打ちやすいので『ハーフトップ』はしやすくなります。左足寄りに置くと最下点が手前にくるので、ダフりやすくなります。グリーンから近いバンカーでは、重心を低くして、砂を叩く必要がありますが、低重心にするとダフってしまう。グリーンから遠い場合はクリーンに打つので、通常のショットと同じ重心の位置で構いません。
『ハーフトップ』では、打ち出しの角度は通常の半分くらいになります。加えて、よりコロがるので、僕の場合は、ピッチングウェッジで130〜135ヤードですが、ハーフトップで打つと、145〜150ヤード程度飛んでいく計算になります。
スタンスは、フェアウェイから打つ通常の足の幅。ボール位置はセンター。少し右足寄りにセットするとダウンブローに打ちやすいので『ハーフトップ』はしやすくなります。左足寄りに置くと最下点が手前にくるので、ダフりやすくなります。グリーンから近いバンカーでは、重心を低くして、砂を叩く必要がありますが、低重心にするとダフってしまう。グリーンから遠い場合はクリーンに打つので、通常のショットと同じ重心の位置で構いません。
『ハーフトップ』では、打ち出しの角度は通常の半分くらいになります。加えて、よりコロがるので、僕の場合は、ピッチングウェッジで130〜135ヤードですが、ハーフトップで打つと、145〜150ヤード程度飛んでいく計算になります。
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ボールに鋭角にヘッドを入れていくイメージで、スイープに入ってしまうとダフりに繋がりますので、かなり鋭角に、ボールに直接コンタクトしていきます。最初にもいいましたが、『ハーフトップ』を打つつもりでトップしても大丈夫。ダフらなければOKです。
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次にアゴに近い状況の場合ですが、『ハーフトップ』させることに変わりはありませんが、球を上げなければいけないので、ダウンブローに打たずに『ハーフトップ』をさせる高等テクニックが必要になってきます。アッパーに振るけどダフらない『アッパーハーフトップ』の打ち方も覚えて、試してみてください。
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奥嶋誠昭(おくしま・ともあき)プロフィール|1980年3月26日生まれ。神奈川県出身。ヒルトップ横浜クラブ内の「ノビテックゴルフスタジオ」で、体とクラブの動きを3次元で計測・解析する『GEARS』(ギアーズ)をはじめとする、世界最先端機器を駆使したレッスンを行っている。
話数 | 3か月で上達!奥嶋誠昭 パーオン率55%達成計画 |
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#1 | 長いインパクトゾーンでフェースをコントロール |
#2 | フェース真っ直ぐインパクトを実現する |
#3 | 安定したスイング軌道を手に入れる |
#4 | ショット力UPの総仕上げ |
#5 | 球を曲げてグリーンをとらえる |
#6 | フェアウェイバンカーからグリーンをとらえる |
#7 | ラフ・間の距離でグリーンをとらえる |
#8 | 向かい風・Par3でグリーンをとらえる |
#9 | 傾斜から高確率でグリーンを捉える |
#10 | アライメントが狂わない構え方 |
#11 | グリーンが狙いやすい位置にティショットを置く |
#12 | パーオンを諦めがちな状況の判断 |
連載
【動画】最強ツアープロコーチが教える〜マジック★ゴルフメソッド