マジック★ゴルフメソッド|奥嶋誠昭編 #10 アライメントが狂わない構え方
現役トッププロを指導するツアープロコーチから独自の上達プログラムを全12回で学ぶ『マジック★ゴルフメソッド』。初回シリーズは稲見萌寧らを指導する奥嶋誠昭が登場。奥嶋コーチが考えるアマチュアゴルファーの80切りを目指すためのキーワードは“パーオン率55%”。パーオン率を高めるための第10回目のテーマは『アライメントが狂わない構え方』。
配信日時:2022年5月11日 00時00分
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【動画】アライメントが狂わない構え方
今回からは“コースの罠に騙されない”をテーマにレッスンを進めていこうと思います。
アマチュアの方が騙されやすい罠は、コース内の至るところにありますが、まずはアライメントが狂いやすい状況を説明していきます。無意識にコースの罠にハマっているのが一番怖いこと。セットアップが一番大事になりますが、アライメントをしっかりすることから意識して欲しいですね。
例えば、フェアウェイの右サイドからのセカンドショットで、対角線でピンを狙っていく場合など…はアライメントが狂いやすい。右サイドから左サイドに打つとスタンスは左に向きやすく、逆に左サイドから右サイドに打つ場合は、スタンスが右に向きやすい、と覚えておいてください。
アマチュアの方が騙されやすい罠は、コース内の至るところにありますが、まずはアライメントが狂いやすい状況を説明していきます。無意識にコースの罠にハマっているのが一番怖いこと。セットアップが一番大事になりますが、アライメントをしっかりすることから意識して欲しいですね。
例えば、フェアウェイの右サイドからのセカンドショットで、対角線でピンを狙っていく場合など…はアライメントが狂いやすい。右サイドから左サイドに打つとスタンスは左に向きやすく、逆に左サイドから右サイドに打つ場合は、スタンスが右に向きやすい、と覚えておいてください。
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コースが真っすぐなのに、対角線に打っていくのは“気持ちが悪さ”がありますよね。ただかなり多くの状況で起こりえることですので、苦手だなと思っている方は克服をしておくと、パーオン率も上げていくことができます。
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アドレスする前には、後ろから狙いどころを見て、ボールとピンを結ぶイメージを持って、構えていきます。イメージしたターゲットラインに沿ってアドレスをしていきますが、それをしている本人はボールより手前にいるので、アドレスをしたときに目線を合わせる意識を持ちすぎると、ボールとピンを結んだ線が狂っていきます。
防ぐポイントとしては、後ろから見たラインが正解なので、アドレスへ向かう際に、ボール後方5歩後ろあたりから、ラインを確認してセットアップを始める。あとはフェース面。フェースの向きをターゲットに合わせるので、やっている方も多いですが、スパット(目印)を見つけて、フェースを目標方向に合わせる心がけを忘れないでください。ボールとピンを結ぶラインをまずフェースで合わせる。
ありがちな間違いは“足から合わせてします”ことです。足が先にセットされると、体も足のラインにセットされて向きが合わなくなってしまうので注意が必要ですね。
防ぐポイントとしては、後ろから見たラインが正解なので、アドレスへ向かう際に、ボール後方5歩後ろあたりから、ラインを確認してセットアップを始める。あとはフェース面。フェースの向きをターゲットに合わせるので、やっている方も多いですが、スパット(目印)を見つけて、フェースを目標方向に合わせる心がけを忘れないでください。ボールとピンを結ぶラインをまずフェースで合わせる。
ありがちな間違いは“足から合わせてします”ことです。足が先にセットされると、体も足のラインにセットされて向きが合わなくなってしまうので注意が必要ですね。
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また、傾斜が構えづらくさせる。例えば、左足下がりだと傾斜なりに構えるのが前提として、通常時より左足が少し曲がって、右足が少し伸びているなど…ヒザの高さが微妙に変わるだけでも構えづらさを感じる。練習場で作ってきた感覚が変わった場面に慣れていかないと、いざコースに向かうときに、パーオン率を増やしていけないので、柔軟に対応できる考えを持っておいてもらえると良いと思います。
奥嶋誠昭(おくしま・ともあき)プロフィール|1980年3月26日生まれ。神奈川県出身。ヒルトップ横浜クラブ内の「ノビテックゴルフスタジオ」で、体とクラブの動きを3次元で計測・解析する『GEARS』(ギアーズ)をはじめとする、世界最先端機器を駆使したレッスンを行っている。
話数 | 3か月で上達!奥嶋誠昭 パーオン率55%達成計画 |
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#1 | 長いインパクトゾーンでフェースをコントロール |
#2 | フェース真っ直ぐインパクトを実現する |
#3 | 安定したスイング軌道を手に入れる |
#4 | ショット力UPの総仕上げ |
#5 | 球を曲げてグリーンをとらえる |
#6 | フェアウェイバンカーからグリーンをとらえる |
#7 | ラフ・間の距離でグリーンをとらえる |
#8 | 向かい風・Par3でグリーンをとらえる |
#9 | 傾斜から高確率でグリーンを捉える |
#10 | アライメントが狂わない構え方 |
#11 | グリーンが狙いやすい位置にティショットを置く |
#12 | パーオンを諦めがちな状況の判断 |
連載
【動画】最強ツアープロコーチが教える〜マジック★ゴルフメソッド