【ジェイソン・デイのドライバースイング】斜めのスイング軸を意識して全番手同じフォームで打つ
全米プロゴルフ選手権が開幕。理論派プロの谷口拓也が世界のトッププロのスイングを分析します。
配信日時:2017年8月12日 16時00分
目次 / index
左足から頭までのスイング軸をアドレスからイメージ
1 / 10
前後で体重移動を行っているために1軸でスイングできる
ジェイソン・デイプロのスイングのドライバーショットにかぎらずアイアンショット、アプローチショットなどすべて同じスイングで行っていることにあります。彼は本誌のアルバのレッスン企画で「左足から頭までの斜めのスイング軸を意識して振っている」と言っていますが、その通りに彼はそのスイング軸がまったく崩れないままどの番手でも行えるために正確なショットが打てているのです。あとは球位置が違うだけ。ドライバーショットは左ワキの下、アイアンは真ん中、アプローチはそのやや右側となって球筋を打ち分けているのです。
頭の位置もほとんど変わりません。ほとんど体重移動を両足内側の幅だけで行っているため、この動きが可能となります。これは前後で体重移動を行っているために1軸でスイングできると思います。トップで右カカト、インパクトで左カカトへと非常にスムーズに行っています。前後の体重移動でその場で回るようなスイングをしているといえます。それが彼の場合は斜めのスイング軸を意識することで、ビハインド・ザ・ボールを作り出しているのでだと思います。
頭の位置もほとんど変わりません。ほとんど体重移動を両足内側の幅だけで行っているため、この動きが可能となります。これは前後で体重移動を行っているために1軸でスイングできると思います。トップで右カカト、インパクトで左カカトへと非常にスムーズに行っています。前後の体重移動でその場で回るようなスイングをしているといえます。それが彼の場合は斜めのスイング軸を意識することで、ビハインド・ザ・ボールを作り出しているのでだと思います。