【第19回】香妻琴乃がゴルフレッスン ドライバーはフォローで右手のヒラを背面に向けるが正解
美人プロたちにコースでミスしないための即効対策を伝授。ドライバーで飛距離アップできる打ち方を伝授。担当は香妻琴乃。
配信日時:2017年8月18日 10時00分
目次 / index
フォローをインサイドに引き込むと左へ引っかける
こんにちは。香妻琴乃です。今回はドライバーショットで平均飛距離を上げるために私が気をつけていることをお話したいと思います。私がスイングで気をつけていることは、フォローをインサイドに引き込まないということです。クラブをインサイドに引き込んでしまうと、ヘッドとボールの接触する時間が短くなり、球が飛ばなくなってしまいます。もちろんフェースが閉じてしまうので、左へ引っかける確率も高くなり、方向性も悪くなってしまいますが……。
フォローで右手の親指を空へ向けると真っすぐ打てる
そこで気をつけてほしいポイントがフォローでの右手のヒラの向きです。フォローで右手のヒラを背面方向へ向けると、理想的なフェースターンが行えるとスクエアにとらえて真っすぐ飛ばせます。これがフォローで右手のヒラが地面を向くとフェースが閉じすぎて引っかけてしまうのです。さらに右手のヒラが上を向くと、フェースが開いたまま当たりスライスしてしまいます。フェース向きと右手のヒラはリンクしますので、しっかり右手のヒラをイメージしてスイングすることが大切です。フォローではしっかりシャフトを立てるつもりでスイングしましょう。できれば右手の親指がしっかり空を向くくらいクラブを立てると、しっかり球がつかまりますよ。
スイング中に体重移動をしようと考えない
あともうひとつ私がスイングで気をつけているポイントがあります。私はスイング中に体重移動をしようとはあまり思っていません。もちろん体重移動は実際は必要だと思いますが、上体を右に左に回していけば、結果的に体重はトップで右足にフォローで左足へと移っていくと思います。これが右足に体重を乗せようとすると右足の外側に重心がかかって右腰がスエーしてしまいます。フォローで左足に体重を乗せる際もその場で回るくらいの意識のほうが正確にスイングできます。あくまでスイングは両足内側で体重移動が行われるくらいのイメージでスイングしましょう。そうすればミート率も上がり、平均飛距離も上がると思います。