【金澤志奈のゴルフレッスン】パターは背中の肩甲骨を動かして打つ
人気女子プロに得意番手を聞いてみました。金澤志奈が得意クラブのパターの打ち方について教えてくれました。
配信日時:2017年9月19日 07時01分
目次 / index
両ワキに棒をはさんで両腕を一体化する練習を
こんにちは。金澤志奈です。今日は私の得意番手であるパターの打ち方についてお話したいと思います。パターの打ち方のコツは?と聞かれても難しいのですが、私の理想は頭から一本の棒のようなもので釣られていて、手先を使わずにストロークすることです。そのために、両ワキにスタンス棒などをはさんで両腕を一体化させたままストロークする練習をよくします。他のプロもよくやっていると思いますが、その際に大切なのは、両腕が体から外れないようにすることです。テークバックで右ヒジが右側に、フォローで左ヒジが左側にそれぞれ外れてしまうと、ストロークの再現性が低くなります。できれば上体は一体化させてストロークすることを練習してください。そのために棒を両ワキにはさむことが有効となるのです。
両肩が横に回転しないようにストローク
この棒を両わきに棒を挟んでストロークする練習にはほかにも大切な意味があります。両肩があまり横に回転しないようにストロークすることが大切なのです。両肩を上下動さしょうとまでは考えていませんが、両肩は軽く上下動するくらいが理想なのかもしれません。両肩が回転してしまうとインパクトで右肩が突っ込んでしまい、引っかけが出たりします。だから、棒はなるべく横回転することなく、縦回転するほうがフォローでヘッドを低く出せるストロークが可能となると思います。そうすれば、パンチが入ったりすることもなくなると思いますよ。