藤田光里レッスン【5回目】ティの高さで球筋を調整
ALBA732号より
配信日時:2017年10月5日 08時00分
飛ばす=高いティとは限らない
ティの高さが変われば当然、打ち出し角も変わる。
多くのプロは飛ばしたいときはティを高くするが、
藤田光里は逆に低くするという。
彼女なりのこだわりがつまったティの高さとは!?
多くのプロは飛ばしたいときはティを高くするが、
藤田光里は逆に低くするという。
彼女なりのこだわりがつまったティの高さとは!?
【3つ】のティアップで球筋を調整
飛ばしたいときほど
低く打つ意識が必要
飛距離を出すためにはキャリーが必要なのでティを高くするというのは一理あります。ただ、飛ばしたいシチュエーションは、体がリキみやすいということも忘れないでください。私もみなさんと同じように飛ばそうと思うと力んでしまいます。だからこそあえてティを通常よりも低くして、あおり打ちや体が起き上がる動きが入らないようにしているんです。
飛ばしたいときほど低い球を打つイメージを持つ。そうすればミート率は上がって、力一杯振っているわけじゃないのに飛距離は伸びるはずです。風が強い日はさらに低くして、ライナー系のボールを打ちます。大事なのはティの高さを変えてもスイングは変えないことですよ。
低く打つ意識が必要
飛距離を出すためにはキャリーが必要なのでティを高くするというのは一理あります。ただ、飛ばしたいシチュエーションは、体がリキみやすいということも忘れないでください。私もみなさんと同じように飛ばそうと思うと力んでしまいます。だからこそあえてティを通常よりも低くして、あおり打ちや体が起き上がる動きが入らないようにしているんです。
飛ばしたいときほど低い球を打つイメージを持つ。そうすればミート率は上がって、力一杯振っているわけじゃないのに飛距離は伸びるはずです。風が強い日はさらに低くして、ライナー系のボールを打ちます。大事なのはティの高さを変えてもスイングは変えないことですよ。
ポイント1
スイングは変えずティの高さを変える
風が強いから低く打とうとしたり、高く打ち出したいからアッパーに打ったりするのはスイングの精度を落とすだけ。ティの高さを変えるだけで自然にスイングも変化するもの
ポイント2
インパクト以降も頭は残すつもりで
飛ばしたいときほどティを低くして、頭を残す意識を持つこと。前傾角度が変わらなければしっかり芯でヒットできる。そのためにティをあえて低くするのがポイント
次回は「ダウンブローレッスン」です
連載
藤田光里 ドライバーレッスン 光里とハイファイブ