【第24回】イ・ボミがゴルフレッスン アイアンのグリップはフィンガーでもパームでもダメ
美人プロたちにコースでミスしないための即効対策を伝授。今回は本誌735号特別付録のために取材したイ・ボミの特別レッスンを先出ししちゃいます。
配信日時:2017年10月13日 06時00分
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感情線辺りから人差し指第一関節でグリップする
こんにちは。イ・ボミです。今回はグリップについてお話したいと思います。グリップはスイングでは非常に大切な部分となります。私がグリップする箇所は左手を例に挙げますと、左手小指の第一関節の下辺りにある感情線のあるところから、人差し指の第一関節にグリップを当てるように握っています。感情線のあるあたりには白い線がついてしまっていますが、そのあたりはいつもグリップする辺りのところなので、なかなか跡がとれなくなってしまっていますね笑。
パームグリップだとフェースターンできない
この辺りで握るのには理由がありまして、たとえば小指の第一関節から人差し指の第二間接辺りで握るとフィンガーすぎて、適切なフェースターンができにくくなります。また完全に手のひらで握るパームグリップでは、手首が固まってしまい逆にフェースターンができなくなってしまいます。私がいつもグリップするのはこのラインで握るようになっていますね。
右手と左手のヒラの向きを揃えてグリップする
また私はやや右手の親指と人差し指ができるV字がアゴよりちょい右を向くグリップとなり、ややストロング気味となります。ウィークグリップでもストロンググリップでもどちらでも問題ないと思いますが、両手のヒラの向きは平行に揃うようにグリップしてください。右手がストロングで左手がウィークでは両手で正しいスイング軌道で振れなくなってしまいます。自分のグリップの向きが揃っているかはよくチェックしてください。特に左手はの向きは右手に隠れて見えないので、よく見てみましょう。
ヘッドを動かせるグリップの強さをチェックしよう
最後にグリップしてヘッドを胸の前で持ってグリップの適正な強さをチェックしてみましょう。ヘッドを上下に動かしたり、フェースが回転するように動かしてみて、ヘッドが動かせるかチェックしましょう。このときヘッドが動かせないようなグリッププレッシャーでは、強く握りすぎてしまっています。前腕が動かないような状態ではヘッドを自在に動かせなくなります。スイング中にフェースターンができなくなりますので、注意してください。
イ・ボミプロフィール
イ・ボミ
(延田グループ)
1988年生まれ。12年の『PRGRレディス』で初優勝を挙げて以降も着々と勝利を重ね、15年に悲願の賞金女王戴冠。ツアー歴代最多獲得賞金額のおまけ付きだった。さらに、16年も苦しみながらも5勝を挙げて2年連続となる賞金女王に輝いた。愛称は“スマイル・キャンディ”。愛らしいルックスと飾らない人柄でファンが非常に多く、彼女の熱狂的ファン“イボマー”は日々増殖中。
(延田グループ)
1988年生まれ。12年の『PRGRレディス』で初優勝を挙げて以降も着々と勝利を重ね、15年に悲願の賞金女王戴冠。ツアー歴代最多獲得賞金額のおまけ付きだった。さらに、16年も苦しみながらも5勝を挙げて2年連続となる賞金女王に輝いた。愛称は“スマイル・キャンディ”。愛らしいルックスと飾らない人柄でファンが非常に多く、彼女の熱狂的ファン“イボマー”は日々増殖中。