宮里聖志ジュニアレッスン【6回目】 フェースは開きながら上げる
今年も開催された宮里道場ジュニア合宿。多くのジュニアゴルファーが全国から集まるこのイベントで、講師を勤めた宮里聖志に“これからゴルフを始めるジュニアに伝えたいこと”を聞いた! お子様の指導に役立ててください。
配信日時:2017年10月24日 06時10分
目次 / index
宮里家の基本【スイング その2】
アプローチでもフェースは開閉させる
前回、30ヤードスイングにおける適切な振り幅と手首の角度についてお話しました。今回は振り幅のテークバックとフォローで違う理由と、テークバック時の注意点をレッスンします。今回のレッスンで「30ヤードショット」は完成。身につくまで反復練習をしてみてください。
トップよりフィニッシュを大きく取る
ついにこの連載も最終回となりました。私たち宮里3兄妹が子供の頃からスイングのベースとしてきた「30ヤードアプローチ」。一度身につければどんなスイングにも応用できる技術なので、体が覚えるぐらい繰り返して習得してください。
前回、トップとフィニッシュの位置について説明しました。具体的には手元がトップでは腰の高さ、フィニッシュでは胸の高さにします。この範囲のスイングを固めることは、ドライバーからアイアンまで全ての番手で基本となります。
では、どうしてトップよりフィニッシュを大きく取るのか。それはインパクトからフォローでしっかりボールを運んでいく、という感覚を出していくためです。手に持ったゴミを近くのゴミ箱に投げ入れるときも、フォローを大きく取ることで方向性と距離感を出します。小さいフォローでは方向性も距離感も出せません。
前回、トップとフィニッシュの位置について説明しました。具体的には手元がトップでは腰の高さ、フィニッシュでは胸の高さにします。この範囲のスイングを固めることは、ドライバーからアイアンまで全ての番手で基本となります。
では、どうしてトップよりフィニッシュを大きく取るのか。それはインパクトからフォローでしっかりボールを運んでいく、という感覚を出していくためです。手に持ったゴミを近くのゴミ箱に投げ入れるときも、フォローを大きく取ることで方向性と距離感を出します。小さいフォローでは方向性も距離感も出せません。
ボールを下手投げするときと同じ感覚
トップよりもフィニッシュを大きく取ることで、距離感と方向性を出している
宮里聖志 30ヤードアプローチショット
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宮里聖志がジュニアゴルファーに伝えたいこと