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ゴルフで腰痛持ち?70歳でも220ヤード飛ばせます!【動画コラム4 回目】

ゴルフで腰痛持ち?70歳でも220ヤード飛ばせます!【動画コラム4 回目】

今回の話は、アマチュアゴルファーの敵、腰痛持ちでも飛ばせるお話をお届けします

配信日時:2017年3月26日 14時48分

右手で振る手打ちスイングなら腰に負担がかからない

しっかりフォローで胸を目標に向ける(上)。右手をビンタのように使って腕だけでスイング(下)

しっかりフォローで胸を目標に向ける(上)。右手をビンタのように使って腕だけでスイング(下)

 では、どうすれば腰痛にならないスイングができるのか?

 それは右手を使って手打ちをする事です。写真をみて下さい。左腰と右腰の高さがあまり変わらず、上体の傾きがほとんどありません。フォローからフィニッシュで、胸が目標方向に真っ直ぐに向くようなスイングです。

 これは、体を回転させずに、右手で手打ちをすればこうなります。このスイングだったら、絶対に腰痛にはなりません。右手を使って、体や腰を使っていないので、負担がないからです。

 当たり前と言えば当たり前ですが、使っていない所に、負荷がかかる訳がないんです。この様に、右手で手打ちスイングをして頂くと、70代で腰痛持ちの方でも簡単に220ヤードは飛ぶはずです。

腰痛持ちの人は猫背で重心を落としたアドレスに見直そう

胸を張ってお尻を突き出すようなアドレスは体に負担がかかりやすい(右)。できれば猫背になって肩甲骨を開くようなアドレスがいい(左)

胸を張ってお尻を突き出すようなアドレスは体に負担がかかりやすい(右)。できれば猫背になって肩甲骨を開くようなアドレスがいい(左)

 既に腰痛も持っていらっしゃる方は、アドレスを変えてみて下さい。アドレスで体を使わない、右手を使い易い形に構えてあげれば、腰に全く負担なくスイングする事ができます。

 ポイントは、胸を張ってお尻を突き出す様なアドレスをやめることです。逆に胸を張らずに、背中は少し猫背気味に湾曲するように構えて下さい。こうすると、肩甲骨の可動範囲が広がり、右手が使い易くなります。

 そして、お尻の位置を見て下さい。お尻は後ろに突き出すのではなく、下に落とすんです。

 こうすると、懐にスペースが出来るので、右手が通る位置を確保する事ができます。そうすれば、無理に腰をあおる様なスイングをしなくても、ヘッドが勝手にプレーン上を通ってくれるようになります。

 腰痛でゴルフスイングがキツい方や、腰痛になりたくな人は、是非このお尻を落として背中を湾曲させるアドレスに変えてみて下さい。練習場でどれだけ打っても、全く負担のないスイングが出来ます。

片山 晃氏のプロフィール

片山 晃
(アーリーバードゴルフクラブ)

1957年生まれ。1999年から2004年にかけて大手メーカーで年間2500名以上のクラブフィッティングを担当。豊富な知識と的確なクラブフィッティングを行い、従来のゴルフ理論に疑問を抱き、シニアや女性でも飛ばせるようになるという「右手のゴルフ」を提唱。腰痛などに悩むアマチュアゴルファーでも飛ばせるようになると評判となり、様々なメディアで活躍中。著書に「奇跡の20ヤード」「右手で飛ばす!55歳からドライバーで260yd実現する方法」などがある。

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