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【第30回】テレサ・ルーのゴルフレッスン ダウンブローに打つならコックを多用しよう

【第30回】テレサ・ルーのゴルフレッスン ダウンブローに打つならコックを多用しよう

女子プロたちにコースでミスしないための即効対策を伝授。アイアンの打ち方を教えます。担当はショットメーカーである、テレサ・ルーが担当。

配信日時:2017年12月22日 14時24分

ノーコックだと手首でしゃくってダフリに

 こんにちは。テレサ・ルーです。今回はテークバックについてお話ししたいと思います。ダウンブローに打ちてないというアマチュアは、ノーコックで振り上げている傾向にあります。手元と体を同調させてボディターンで振ろうとするというイメージを持っているのでしょう。それでは、インパクトで左手首が甲側に折れてしまい、逆にアッパーブローになってダフリを誘発します。ロフトが上を向くために球もつかまりづらくなり、飛距離も出ません。

右肩にクラブを振り上げたときにはクラブを垂直に立たせる

 では何を意識すればいいのか? 私は手首のコックを多用するようにしています。テークバックで右肩くらいにクラブを振り上げたときにはクラブが垂直に立つように意識しています。左手首を親指に折るタテの動きを使います。そのままトップまで振り上げて、ダウンスイングで最大限タメを作るようにして、ギリギリまでためてインパクトするようにします。左手首は小指側に折るようにして自然にフェースターンさせれば、ダウンブローに打てるようになります。

フィニッシュでのおへその向きは目標方向へ

 その際に注意してほしいのは、フィニッシュでのおへその向きです。左ワキは軽く締めたままそのまま上体を回していきますが、上体を回さないと手首だけでフェースを返してしまい、引っかけなどのミスにつながってしまいます。インパクトの近辺では手首をリリースしますが、上体も体重移動と一緒に左へまわしていくことで、すくい打ちなども防ぐことができます。注意してやってみてください。

テレサ・ルーのプロフィール

テレサ・ルー
(太陽生命)

1987年10月13日生まれ。台湾出身。。15年には公式戦『日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』で優勝を飾りメジャー3勝目、史上初となる日本ツアーグランドスラムに王手をかけた。2016年には3勝を挙げただけでなく、結婚するなど公私ともに順調。2017年もシーズン3勝を挙げるなどツアー屈指の実力の持ち主。

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